マイクロソフトがXbox Oneのエントリー価格を値下げしました。各国で6月9日から販売される新パッケージは、Kinectセンサが付属せず399ドル。同じくカメラなしパッケージで399ドルのライバルPS4と並ぶことになります。
マイクロソフトによると、このKinectなしパッケージは6月9日以降にすべてのXbox One販売地域で提供予定。

399ドルのSKUに含まれないKinectセンサは、秋以降に単品で別売りします。

なおマイクロソフトは、日本国内では9月4日にXbox Oneの発売を予定しています。国内向けには発表時で48社が参入予定。

新価格の告知動画でマイクロソフトが繰り返すのは、「Xbox Oneを求めるプレーヤーの声にこたえて、新たな選択肢を提供します」。

とはいえ、こうした時期のこうした値下げにはもちろんひとつの理由しかなく、要するにライバルのPS4に大きく水をあけられているため。

Xbox Oneも100ドル高いわりには主に本国で健闘し500万台を売り上げており、新コンソールのロンチ時期としてはむしろ相当に好調な部類のはずですが、プレイステーション4はそれどころでなく順調そのもので、販売地域の差などを考慮してもすでに数百万台の差をつけています。


マイクロソフトも一時期までは比べる市場や時期を慎重に選んだうえで「両機種が揃った12月の米国内売上ではトップ」などと発表していましたが、ライバルが「世界で何百万台を達成」を小刻みに連発する最近は、めっきり台数についてのアピールが減っていました。