交通取締りミス さらに拡大か05月13日 21時27分
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駐車禁止の規制が廃止された場所で警察が取り締まりを続けていた問題で、ほかにも誤って取り締まった疑いのあるケースが700件以上にのぼることがわかりました。
今後、警察は取り締まりにあたった警察官らに聞き取りを行い、誤りが判明すれば反則金を返還することにしています。
この問題は、警察が、札幌市や江別市など道内の28か所の道道や市道で、駐車禁止の規制を廃止したにもかかわらず、誤って265人を取り締まっていたものです。
警察が全員に反則金を返還する手続きを進めるとともに、改めて調査したところ、誤って取り締まっていた疑いのあるケースがほかにも733件あることがわかったということです。
今後、警察では、取り締まりにあたった警察官や反則金を支払った人から聞き取るなどして事実確認を行い、誤りが判明すれば反則金を返還して、違反を取り消すことにしています。
道警交通部では「誤って取り締まった疑いが新たに出たことは大変遺憾で、業務管理の徹底を図りたい」と話しています。
この問題をめぐっては、駐車禁止の規制を廃止したこと自体が事務的なミスだったことも明らかになっていて、28か所の道路はいずれも駐車禁止の対象に戻されています。