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町田の工場爆発火災 14日に消火再開へ
5月13日 22時55分

町田の工場爆発火災 14日に消火再開へ
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13日午後、東京・町田市にあるマグネシウム合金などを扱う金属加工会社の工場で爆発火災があり、従業員8人が重軽傷を負い、このうち1人が意識不明の重体だということです。
燃焼中のマグネシウムは放水による消火ができないため、東京消防庁は、夜を徹して警戒に当たり、14日に工場内の温度が下がるのを待って消火作業を再開することにしています。

13日午後4時すぎ、東京・町田市成瀬の金属加工会社「シバタテクラム」の工場で爆発音と共に火が出ました。
東京消防庁が、ポンプ車など70台余りを出して消火に当たりましたが、2階建ての工場、およそ1400平方メートルが全焼し、出火から7時間近くたった今も火は収まっていません。
警視庁や東京消防庁によりますと、この火事で20代から60代の従業員の男女8人が重軽傷を負い、このうち男性1人が意識不明の重体、2人が全身にやけどを負い重傷だということです。
警視庁の調べによりますと工場1階の倉庫にマグネシウム80キログラムとアルミニウム20キログラムがあり、作業員がはんだ付けの作業をしていたところ、何らかの原因で火花が出て引火したとみられるということです。
燃焼中のマグネシウムに水が触れると分解して水素と酸素が発生し、燃焼が加速したり爆発が起きたりすることがあることから、消防は周りの建物に放水をして延焼を防ぐ措置をとっていました。
夜になって周囲への延焼のおそれはなくなったということで、現在は放水を中断し夜を徹して警戒にあたることにしています。
そして、14日午前6時に工場の状況を確認し、内部の温度が下がっていれば、消防隊が中に入って、特殊な薬剤などを使い、消火作業を再開することにしています。

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