6年後の東京オリンピックに合わせて、カジノを含む統合型リゾートの積極的な誘致を目指している大阪府と大阪市ですが、海外のカジノ運営会社の「大阪詣で」が早くも活発化しています。 午後3時、大阪府の松井知事を表敬訪問した、恰幅のいい男性。 アメリカのカジノ運営会社のトップです。 シカゴを拠点にフィラデルフィアなど5か所でカジノを運営、新たな進出先として大阪に熱いまなざしを向け始めているのです。 「(訳)同業他社と違って、私たちは東京ではなく大阪しか考えていない」(ラッシュ・ストリート・ゲーミンク社 二―ル・ブルーム会長) 先月、此花区の夢洲を軸としたベイエリアに候補地を絞った大阪府と大阪市。 一時は、塩漬けになっていた土地ですが・・・ 「これまで開発が進んでこなかったことが、カジノの誘致に向けては追い風になる可能性もあると言います」(記者リポート) 松井知事も東京に比べ、地価の安さをアピールします。 「投資コストが(東京に比べ)低く抑えられる。土地の価格が違います」(大阪府 松井一郎知事) 国会でのIR推進法案の審議はまだ始まっていませんが、今週、海外のカジノ事業者が相次いで大阪を訪れる予定になっていて、早くも誘致合戦は熱を帯び始めています。 (05/12 18:06)