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2014.05.11 Sunday
もうあんまり長くは岡山にいないんだろうなあという話。
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そろそろ騒動も落ち着いたでしょうか。

僕はもうあんまり長く岡山にはいないんだろうなあ。

そんな予感がします。

お土産も作ったし、岡山駅で販売することも出来た、それを使って岡山を県外にアピールする手法も見つけた。何年も前から考えていたことだから、それはそれでいいのかな、と思った。おみやげに参入する直前に商工会議所と話した時に分かった、本気で岡山を外に売り込むよりも、活動をやってますよアピールをして補助金をもらうのが彼らの仕事だ、ということに気づいたときに、岡山という村の特性を見抜いて、早めにあきらめておけばよかったんだなあとは少し思った。

山陽新聞と岡山市の騙しうちは、まあ田舎の既得権益層なんてそんなもんだろうなあ思うし、今回の岡山駅のお土産売場の件は、まあ言ってることとやってることがあそこまで違うと、信用出来ないよなあ、裏に何か知られてはいけないことがあるんだろうなあという感じです。岡山には地域を良くしようとか、発信していこうとかいう仕事に就いている人で、ブランディングのノウハウを持っている人が一人もいないという悲劇が、この村をダメにしてるんすかねえ。。。

あと、岡山でやり残したことが一つだけあるので、それだけやったら、僕は岡山では邪魔者のようなので、どっか行き先を探して出ていきますので、従来通りの岡山のやり方でやっていただければと思います。この一年、割とよくやったほうだと思います。どうして岡山がこんなにもツマラナイのかという、知りたかった答えも見つけられたので、それは本当に良かったと思います。

もうあんまり長くは岡山にいないんだろうなあという話なんですがね、事業としてはどうなのか、続けていくのか、ワイフがよく言っていた、別に岡山にこだわる必要なんて無いんじゃない?という言葉がやっと理解できたので、それが早かったのか遅かったのかは分からないけど、僕を必要としてくれる人がどこかにいるんじゃないかという、淡い期待をもってのんびりやっていきます。


2014.05.10 Saturday
賛否両論あると思いますが、僕が悪いということで決着しましたのでご報告します。
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昨日の件が騒動になっているようで、お騒がせして申し訳ないです。

当初は継続して取引を、という勿体無いお話を頂いておりましたが、色々と考えた結果、ブログの記事もあることですし、お断りさせていただきました。関係者様には申し訳ないと思っています。真相の究明については、双方の意見が平行線のままで、まったく決着がつかず、そのままうやむやにして取引を続けていくことなど考えられませんでした。

今の設備で、今の人員で、できる事には限界があります。もしかしたら今後も同じような事件が起こるかもしれませんし、そのたびにやはり僕の中に不信感がわいてくるのではないかと思ったからです。それもまた失礼になるのではないかと思いました。

この業界、設備がないというのは言い訳にならないので、さっそく賞味期限をパッケージに直接印字するプリンタを手配しました。高価ですが、お客さまにとっては手にとった商品が自社製造であるか、OEMかなんて関係ないことだと思うので、やるべきことはやろうという考えになりました。売上も減ることですし、分割払いが許してもらえたら導入します。

今回の騒動から僕のことを知られた方は、不快感を持って僕の言動を捉えられたかも分かりません。それはほんとうに申し訳ない。僕がお土産業界に参入した1年前から見ていてくれている人には、もしかしたらこういう結果になるのではないかと思われていた方もいるかもしれません。

世の中そんなに甘くはないよ、とおっしゃる方もいるかも分かりません。でも、仕事はやはり出来る限り同じ方向を向いて一緒に取り組む仲間と汗を流すほうが、良い結果がもたらされるような気がしています。岡山駅で売られるお土産が、他県で作られたOEM製品であろうが、岡山県内で手作りで作られている商品であろうが、十把一絡げにされることが、岡山のイメージアップにとって良いのかどうか、僕には分かりません。

岡山の事業者が自社製造する商品だけでは棚が埋まらないのかもしれません。そのあたりのご苦労については重々承知しました。岡山で作られた商品を保護しろとまでは言いませんが、くまもんのように、岡山県内で作られたものだけを何らかのお墨付きを与えて認定する制度などがあれば、もう少し岡山の個性も出せたのではないかと思ったりします。

でも、いままでお土産売場で岡山県産も県外産のOEM製品も十把一絡げにされてきたように、これからもそういった考え方でお土産売場は運営されていくのだと思います。本当はOEM製品が入り込めないほどに、岡山県内で自社製造するブランドがひしめき合っていたら良かったのでしょうが、現実そういう感じでもありません。

今回の件で、応援やお叱りの言葉をたくさんいただきました。お騒がせして申し訳ないです。今回の件は、相手先従業員さまの主張のすべてを僕が受け入れ、僕の方の主張は一応言わせていただく、そして結果として不備があったということを僕が謝罪し、取引を自ら降りるということで決着をつけました。賛否両論あると思いますが、僕が悪いということで決着しましたのでご報告します。


2014.05.09 Friday
岡山駅のお土産売り場に、県外製やOEM製品しか並ばない本当の理由。
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岡山駅のお土産売場に、県外製やOEM製品しか並ばない本当の理由。画像は改善を重ねた最新の賞味期限シール



5月10日18:55

このエントリーがまとめブログとかに転載されているという噂を聞きました。僕は見てないのでよくわからないのですが。

このエントリーは、相手側から事実と違うと伝えられた箇所については、事実かどうかにかかわらず、修正や削除をして時系列で報告しています。

まとめサイトの方も、もし転載されていたら同じように修正されたほうがいいかなと思います。あと、修正や削除した元の文章は、近々大部分を伏字にすると思います。

無断で転載された文章については、僕は責任をとれないので、もし相手側から削除の要請を受けたときは、まとめブログさまに直接やりとりしていただくようにお願いすると思います。

お手間をかけますが、本エントリーに修正があるごとに、まとめブログさまも修正してくださいますようお願いします。

転載の時にひとこと言ってくだされば、助かりましたが、もうそんな時代では無いのですね。今後まとめブログさまに何かご迷惑があってもいけないと思いますので、転載文の削除か修正をお願いします。お手間をかけさせて申し訳ないです。


5月10日16:35

昨夜の話し合いで訂正の指示をいただいた箇所についてすべて伏せ字とし、特に指摘された箇所については(注)を加筆しました。


5月10日10:20

顛末と謝罪のエントリーを書きました。

賛否両論あると思いますが、僕が悪いということで決着しましたのでご報告します。


5月9日22:50

岡山駅の「おみやげ街道」三店舗での「ももたん」の取り扱いを終了することにしました。

売上もかなり減りますし、大変ですが、お土産とは何か、地方のブランディングとは何か、「ももたん」でお土産業界に参入した時の思いを大切にするため、僕のわがままを通させていただきました。ワイフにも苦労をかけることになります。申し訳ない。本当に申し訳ない。今後も岡山駅のお土産売場は他県で作られた、岡山とは縁もゆかりも無いOEM製品がメインになると思います。それを推しているのは他ならぬお土産売場の人たちなんですから、僕にはどうしようもありません。

以後「ももたん」は岡山駅の直営店、岡山空港、天満屋岡山店、東京丸の内KITTEの「諸国おかしプラザ」でのみの販売となります。本当に申し訳ない。これにて岡山土産で岡山をアピールしようというフェーズは終了です。次のステップに向けて仕事をさせていただきます。


5月9日21:49

話し合い終わりました。

チェックをした担当者さんもわざわざ来て下さり、事故発見の詳細な報告を受けました。僕としても社内規程通りに商品のチェックを行っているので、これに関しては認める訳にはいかない旨をお伝えしました。では間の工程で問題があるのではないかという疑問については、もうどうでもよくなりました。

すぐに産業用プリンターを手配してもらうよう、いつもお世話になってる業者さんに電話しました。弱点を補うには機械化しかありません。OEM工場に勝つには、OEM工場と同等の設備を持って立ち向かうしか無いのです。

今回の僕の主張のメインである、どうして岡山のお土産売場は県外産の商品や、県外の工場で作られたOEM製品で埋め尽くされているのか、という問題について、地方のお土産売場がその土地と縁もゆかりも無いOEM製品に頼らざるをえない状況は理解できます。地元の事業者の製品だけでは棚が埋まらないからです。

でも、お土産業者から持ち込まれた商品を販売するかどうかを会議で吟味するだけで本当に良いのでしょうか。持ち込み商品だけを棚に並べたら、それはOEM商品が多くなるのは当たり前のような気がします。お土産売場の担当者が足を棒にして自ら出向いて岡山ゆかりの商品を探し、キュレーションを通して、より岡山らしいお土産売場を作ってもらえたら岡山の観光にとっても良い結果が出るのではないかと思うのです。この気持ちは変わりません。

あと、これは僕の個人的な気持ちなので、主張するべきかどうか悩みますが、岡山に所在する工場で岡山の人が自らの手で作った岡山のお土産商品と、オーダーして金さえ振り込めば出来上がってくるOEM製品を同じ土俵で吟味されることはやはり悔しいです。普通の量販店なら分かります。でもこれは地方の観光の顔となる「お土産」です。

地方の抱える問題と、そこで生き、そこでものを作る者としての葛藤は消えません。


5月9日21:00

指摘された問題と思われる箇所をすべて削除、伏せ字にしました。もうすぐ話し合いの場が持たれます。


5月9日19:43

管理会社より削除要請がありましたので、要請のあった箇所について伏せ字とします。これから1時間後に管理会社の方が来られて話し合いの場を持つ事になりましたので、そこで事実関係の確認をした後にこの記事をどうするか考えます。




◯◯◯◯◯◯◯◯、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。

◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯に納品した商品2個に賞味期限シールが貼り付けられていないという事故が起きました。これで三回目です。しかし、1年間で10万個以上販売、納品している中で、この事故が起きたのはこの三回のみ、しかも全て同じ会社の運営する三店舗(二店舗)の「◯◯◯◯◯◯」だけで賞味期限シールが貼られていないという事故が起きます。


最初の事故は10個、二回目の事故は5個、事故が起きた後、ダブルチェックを行い、マニュアルを作り、チェックするごとにコンテナを入れ替え、さらに商品を横一列に並べて指差し確認をするというトリプルチェック体制で臨んでいます。しかし、三回目の事故が起こりました。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。


昨年に年末から取引を開始し、まだテスト販売の仮契約の期間中です。この仮契約の間に一回でもミスを起こしたら取引停止です。しかし、一ヶ月の間に二回も事故を起こしました。売上が好調でもあり、まだ経験が浅く、事故が起こるごとに徹底した改善策を実施してきたので、継続して販売をさせていただけるようになりました。その時は忙しすぎて僕も管理が行き届いていないんだろうという気持ちだったので、大いに反省しました。


しかし、今回の三回目の事故。

先日、管理会社の部長さんと担当者さんがウチの工場に来られました。


どうにもおかしいんです。トリプルチェックしてるんです。僕も管理しています。短い期間に同じ会社の三店舗(二店舗)だけで事故が起きるなんて、ありえないんです。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。


僕は管理会社から「公平性を保つために売場への出入りは禁止、売場の店員に挨拶をすることも許されない、商品の直接納品も禁止」と釘を差されています。しかし、気が付くと他のお土産メーカーが店頭で試食販売をしていたり、直接納品していたりするのを見かけます。そんな僕には禁止しておきながら他のメーカーが出入りするような売場で商品に事故が起きても、僕は責任が取れないと言いました。


そうすると、管理会社の部長さんが報告書を見せてくれました。そこには二枚の写真が貼ってありました。賞味期限シールの未貼付けの事故が発見されたのは、店舗に納品されてすぐに売場のおばちゃん(従業員)がパッキンの開封時に全量検品した時だそうです。


納品の流れは、工場でトリプルチェック、そこは僕も管理している、そして駅の駐車場にある納品口に三店舗分をパッキンに分けて一括納品する。物流担当の方がすぐに各店舗に配送する、そして各店舗の方がチェックする。トリプルチェックした商品をパッキンに詰めでその状態で店舗まで配送されます。しかし、なぜか店舗納品時点で賞味期限シールは忽然と姿を消し、はがれたシールはパッキンの中にも残っていないのです。不思議です。


どうにも納得できませんでした。同業者の嫌がらせでもないようです。納品口の物流担当の方はパッキンを開けることはありません。ではどこで賞味期限シールは姿を消すのか。どうしてこの三店舗(二店舗)だけで事故は起きるのか。


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯


◯◯◯◯◯◯◯◯


いろいろ話を聞くと、今まで、賞味期限未表示(シール未貼付け)事故で取引停止になった業者は過去にたくさんいたらしいです。ちなみに商品パッケージに直接賞味期限シールを印刷する産業用プリンターは120万円します。新規参入の自社製造だとかなりハードルが高いです。地元の小さな事業者の作る商品はその売場にはあまり並んでいません。メインのシマには県外の工場で作られたOEM製品だけが(多く)並んでいます。


OEM工場には設備が整っています。パッケージに賞味期限を直接印刷する産業用プリンターもあります。お菓子を作ったことのない人でも、県外のOEM工場に発注して、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、店頭販売もさせてもらえるし、売場に並べてもらえます。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、OEM製品では直接印刷されているので賞味期限未表示の事故は起こらないのです。


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、そして県内で自社製造した商品が◯◯◯◯◯取引停止になった結果、(事故の少ない)OEM製品しか売場に残らなかった(が多く残った)。ということです。


分かりますか?


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、地元のお土産メーカーが何社潰れようが平気です。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。まったく実績のないOEM製品が売場のメインを飾るのも、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。

ということです。

(注:売場にどの商品を並べるかは管理会社の会議で決められるそうです。公正な審査の結果としてOEM製品が選ばれているということだそうです)


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。


以前にもあった山陽新聞と岡山市と廣榮堂トリオによる「ももたん」の実績潰しの件にしても、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯みんな岡山駅で他県で作られたOEM製品を買えばいいと思います。みんな「きびだんご」と称するただの求肥を買えばいいと思います。それが岡山の観光の玄関口である岡山駅や、岡山市や、山陽新聞が目指す岡山の観光の最も優れた政策なのです。


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。


岡山駅のお土産売場に、県外製やOEM製品しか並ばない本当の理由。


それは、


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、商品事故が頻発し、その結果、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、そういうことが連続して岡山県内で自社製造する資金に乏しい小規模事業者がことごとく取引停止になり、結果として、OEMで作られた岡山とは縁もゆかりもないお土産や県外で製造されたお土産だけが(多く)店頭に残り、岡山の人が考え、岡山の人の手で作られたお土産が姿を消したからです。


簡単に言うと、


◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。


以上。



Facebookでのヒデシマの叫びを貼っておきます。

この時はまだ事実を知らなかったんですね。無知でした。

もし、10年前に戻れるとしたら、10年前の自分にこう言いたいです。

「岡山には帰るな」




賞味期限シールが貼っていないという連絡があったけど、これには納入先の担当者から「嫌がらせなんじゃねえかのう」と言われた。ウチも三重チェックしているし、この段階でありえない。とうとう賞味期限のシールを剥がされるという嫌がらせが発生したのかもしれない。十数万個納品している中で、なぜか岡山駅の特定の売場だけで起こる賞味期限貼り付けの不備。過去の事故も、もしかしたら、そうなんかな。とりあえずシールを剥がされにくいものに変更する。嫌がらせしたやつ、絶対に許さん。


公平という不公平と、不平等という平等、ということについて。岡山駅のお土産売場でよく言われる言葉で、「他のメーカーさんに不公平があるといけないからねえ」というセリフがある。売れてるからと言って、売れているもののフェイスを広げるのは不公平だと言うのだ。そう言っておきながら、売れているにもかかわらず、いきなり商品を下げられることがある。これも公平に考えた売場のバランスだそうだ。あと、公平にするために、ベンダーは売場と接触をしてはいけない、と取引開始の時に釘を刺された。しかし、そう言っておきながら、どこかのベンダーの社員が売場に立って試食販売をしていたりする。僕は売場に立ち入ることも、売場のおばちゃんに挨拶することも許されていないのに、だ。「公平」と言うのは、特定の立場から見た場合の公平であって、全てを同じように扱うという「平等」とは違う。この「公平」という言葉を岡山で聞く機会が多い。これが岡山を一歩離れ、東京だと言われることがまったく変わる。大きなメーカーと、家族経営の小さなお店が、規模も体力も異なる「不平等」なスタートラインから、まったく同じ条件下のステージで「平等」に競うことを求められる。良い結果が出れば、最初のスタートラインがどこであろうと次のチャンスがもらえる。そして次のチャンスで結果を出せば、良い結果を出し続ける限りステージが与えられる。しかし、悪い結果を出した場合は、容赦無くステージを取り上げられる。本来、世の中は不平等だ。生まれた時からみんな不平等だ。しかし、ビジネスの結果の下では平等だ。岡山では、一部の人の下では公平だ。しかし、生まれや育ちを一歩間違うと、ビジネスすらさせてもらえない。建前は公平だ。しかし結果の下では不公平だ。良い結果を出しても、お友達や仲間でなければステージは与えられない。チャンスすら与えらられない。しかし、この状況は公平だ。誰にとっての公平なのか、それは既得権益を持つ者にとっての公平だ。不平等の下では僕は平等にチャンスを貰えた。良い結果を出し続ける限り、ステージは与えられる。しかし、岡山の既得権益を持つ層の考える公平さの下では、僕はチャンスすら与えられない。しかし、これは岡山の中では公平だ。


2014.05.08 Thursday
面白くない病にかかったら、面白い人達と同じ空気を吸うのが唯一のクスリ。
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なんでしょうか、ここ数日は面白く無い話ばかりがあって、なんで面白く無いのかなあと思ったら、面白いことを求めていない人たちしかいない場所に僕が立っているから、という事に気づいてね。だから「面白くない」という自分の置かれた環境を悲観していても意味ないんで、面白い場所に早く行こうね、面白い人達と話したり、面白い人達と面白い仕事をしようね、という流れに心が動いて、さっそく新しい仕事のアイデアを形にするべく動き始めました。

僕の中の「面白い」というのは、生活のベースが他にあって、その上にプラスアルファとして「面白い」を乗っけるのではなくて、「面白い」ことをすることが仕事の意味の中の大きな部分を占めていたり、そもそも「面白い」ことで飯を食ったりする生活のベースなんだよねえ。

面白い面白くないってどういう基準で言ってんの?という感じですが、これは明確な基準があって、面白いかどうかはその場にいる人がいかに面白いかに左右されるものだと思っていて、面白い人って何だよ、といえば、それは一言で言えば、自分の考えで動いている人たちです。

誰だって自分の考えで動いてるじゃないか、というかも知れませんが、そうでしょうか。自分がこうしたい!と思っても、いやそれはちょっと無理でしょ、と踏みとどまったりとか、誰々があれをやっているから、元々は自分のアイデアではないけど自分もあれをやろうとか、そういうのってあると思うんです。僕にはまったく無いですが。

お土産という非常にローカルな仕事をしている以上、岡山にいなければならなかったのですが、気がつけばお土産ではなく「OMIYAGE」として広めようという方向性になり、そして現実は「OMIYAGE」はおろか、「お土産」でさえもない物たちに囲まれているという現状に陥り、というかそういう業界に僕が勝手に踏み込んだだけでね。だから、ちょっと場所を変えようと思います。

面白くない病にかかったら、面白い人達と同じ空気を吸うのが唯一のクスリなんだと思います。仲の良い友人が恩師から言われた言葉で「レベルの低いものを見続けると自分のレベルが低くなる」というのがあります。そういう感じでちょっとしばらく生きていくようにします。


2014.05.07 Wednesday
地方事業者のブランディングが弱い理由。
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明日から岡山駅の改装工事が始まるのに先立ち、今日が最後で撤退するお店や、別の場所に一時避難して仮店舗で営業するお店やらの悲喜こもごも。

2年前に全12店舗でスタートしたウチも入店しているコーナーも、今日で撤退するお店で6店舗目の撤退。スタートから2年でテナントの半分が撤退したことになる。これについてはいろいろ理由があるんだと思うけど、ひとつはやはりリーシングの時点でのデベロッパー側の失敗。もう一つはテナントの商品力と発信力の欠如。かな。

店内飲食で美味しいものと、駅や百貨店の中食で美味しいものというのは根本から違う。ウチもそれで最初は苦しんだ。なんだけど、商業施設でエリア分けする意味として、消費者へのシーンの提案をきちんと詰めて置かなければいけないという必須項目を疎かにしたデベロッパーの不勉強による所も多いと思う。

料亭の味で一折り1,000〜3,000円のお弁当と、ひとつが100円台のおにぎりを同じ場所で販売した場合、結果がどうなるかは分かりきっていたんだけど、それをデベロッパーは分かっていなかった。5,000円の価値のある料亭の味を手軽に楽しんでもらえるようにという3,000円の弁当と、100円のコンビニおにぎりよりも大きめで手作りの200円のおにぎり。これをどう見るかなんですけどね。

地域のお店を出店させたいという気持ちは分かるんですが、そのお店の持つブランド力と商品力と付加価値は、駅に出店したからといって一朝一夕には上がらないものなんですよ。そこはデベロッパーがきちんとサポートしてあげないと、デパートに有名なブランドが入居するのとはわけが違うんですよね。わけが。

売上があるから、地域で有名だから、友達だから、全国展開してて地力を持っているから、いろいろリーシングの基準ってあると思うんです。でも、グランドオープンがピークで、その後はダダ下がりというのは、やはりサポート不足というか、コンサルティングでも入れて個々のお店の売上げ増のモデルを描いてあげないと、地方でやってるような小さな事業者にはブランディングのノウハウなんて持っていないんだから、売上が下がったら、もう、うろたえるばかりで手も足も出ないんですよ。

ブランドのメンテナンスっていうのは結構重要だと思うんです。それは認知度の向上なのか、短期の売上のアップなのか、その他にもいろいろ必要とされることがあるでしょうけど、ひとつにはVMで売場全体のブランド認知を促すとか、個々の店舗の価格設定を合わせて、個々の店舗の月坪売上ではなく、エリア全体の月坪売上を上げるような考え方に移行していかないと、伊勢丹だの、東京駅の地下街だのを真似ても、入るテナントの地力が無いんだから、そりゃあ投げっぱなしジャーマンみたいになりますよ。後頭部強打ですよ。

まあ、前置きが長くなりましたが、本題の地方事業者のブランディングが弱い理由について。

僕が考える地方事業者のブランディングの特徴は大きく分けて以下の3点。

1)真似する
2)格好つける
3)ダサい

えっ?なにそれ?的な反応かもしれませんが、だいたいどれかに当てはまります。全部というのもあります。2)と3)は逆じゃね?という向きもあろうかと思いますが、本人は何かの真似をして格好つけているのに結果としてダサい、というのは地方ではよくあることでね、これひとつでも該当すると、気づけばもれなく3つとも該当するまで悪化する流行病みたいなものです。

で、1)の真似する。これはもうしょうがないんですよ、地方にオリジナルを作れるような能力を持った人なんていないんです。もしオリジナルを作ることが出来る人が地方にいたら、今みたいに地方の衰退なんて起こらないんですから。地方の人はとにかく真似します。海外で流行ったら、東京で流行ったら、隣のお店で流行ったら、すぐ真似します。生まれながらにゼロから考えるということをする習慣がないんです。地方の事業者は。

2)格好つける。これはまあ、地方にいるとね、数年前の東京のパクリをやってるんだけど、地方では最先端だったりすることってよくあるんで、勘違いしちゃうんですよ。地方でやってたらパクリがバレないという保護の元で自由気ままにパクリまくれます。でも、たま〜に痛い人が、東京のパクリを地方でやって流行ったのを、そのまま東京に持ち込むなんて間違いをやっちゃいます。頭おかしいです。勘違いしちゃうんです。基本的にパクってるものはダサいんです。マインドやスピリットが無いんですから。ガワだけパクったものを、俺ってオシャレなビジネスしてるっしょ、というのは、あなたの周囲3mでしか通用しません。

3)ダサい。これはもう1)と2)の合わせ技的でもありますが、とにかくダサいんです。パッケージのフォントの太さからもダサさが滲み出ています。本人はオシャレだと思っていることが多いのですが、すげえダサいです。1)と2)でも言えるんですが、あんまり努力しないで成功しようとするんですよ、地方の人って。基礎力無しで上澄みだけ真似てればうまくいくと本気で思ってるところがあります。この時点でダサいんですけどね。そこに気づかない。またそれもダサい。

で、総合すると、地方の人は総じて不勉強です。コンテンツは田舎で寝ていても雑誌やテレビで情報が得られると思っているんです。だから地方には評論家気取りがたくさんいます。自分は安全な場所にいて、消費者の立場で意見するんです。俺だったらもっとうまくやれると思ってしまうんです。でもそれは間違いです。

いま世の中で価値が有るものはほとんどが首都圏で活躍する誰かが作った情報です。大きなものでも小さなものでも、人の頭で考え、人の手で作られているんです。産みの苦しみや、失敗のリスクを負った挑戦者たちが今の常識を作っているわけです。その誰かが作ったものの上に今の僕らの文化はあるわけです。いまも絶えざる努力の中で新しいものが生まれ続けています。

この新しい常識、新しい文化を作り出し、醸成し、発信するのがブランドにつながります。文化というのはガワだけ変えてOEMで作れる借り物ではないんです。オリジナルである事こそがリスペクトされる理由なんです。こういうことを書くと、全くのオリジナルなんて世の中には存在しないよ。とかいう冷めたことをいう人が出てきますが、そういう人は何もやっていない人たちです。やってみたら分かります。オリジナルとパクリには明確な違いがあります。やっていない人には到底理解できない世界です。

オリジナルとは魂です。人の魂が商品やサービスに宿ることです。だから、スタイルや外観をパクってみてもダメなんです。そこには魂が宿っていないんです。でも、そんな魂のないビジネスしか見る機会のない地方の人達は、生まれながらにオリジナルの重要性を認識できない仕様として育ちます。ここにこそ、地方の事業者のブランディングの弱さの原因があるんです。

ブランドとはすなわち不易流行。人が作り、人が育て、人が選ぶわけです。それを形にして経済に乗せたのがブランドビジネスです。さて、ここまで書くと絶望的なんですが、今後とも地方の発展を祈念しております。眠いので寝ます。


2014.05.05 Monday
「ももたん」夏のレシピのアイデア。
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夏のレシピのアイデア。

「ももたん」激辛カレー味。
「ももたん」ハバネロタコス味。
「ももたん」マサラチャイ味。
「ももたん」広島風お好み焼き味。
「ももたん」鹿児島「白くま」味。
「ももたん」すいか味。

全部やるか、一部をやるか。


2014.05.04 Sunday
誰もが最初はビジネスのスタイルを間違えることが多いという話し。
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先日、話題に出た人を検索すると、その人が本を出しているのを見つけた。僕はその本を過去にチェックしていて、その時の感想は、ブランド作りっていうのは自己陶酔も必要なんだけど、BtoCだと微妙なバランスを持って調整しないと、うまく伝わらない。というのを思い出した。

その人物は自己陶酔が強かったらしくBtoCでは受けなかったけど、BtoBでは大成功していて、これは本人の能力は変わらないんだけど、パッケージングの方法が変わっただけでBtoCで得られたであろう利益の何十倍もの利益を得ている。

パン屋なんて美味しければ人気になるよ。という一般的な考え方もあるかも知れんけど、美味しくて手頃で流行るのと、商品力にプラス、プロモーションやブランディングで伝え方の効果を倍増させている人とは成り立ち自体が異なる。

地方の人気店は需要に応えることで人気を獲得する傾向が強くて、テレビで見る都会の情報を「私たちの町にもこんな店ができたんだ」ということでその地域の需要を満たしている。テレビで扱う流行が増えるごとに商品も増える。だから地方の人気店は品揃えも設備もすごい。こういう商売のやり方を僕はテナント型と呼んでいる。自分で流行を創りだすのではなく、流行したものを店に並べるというコンテンツの外部依存型。

それとは別に、自主企画型と呼んでいるビジネスのやり方があって、これは流行ったコンテンツを取り入れて常にトレンドを保つのではなく、自分自身をコンテンツ化して自分で考えた商品、店、ひいては自分を流行させるという考え方。

どちらにせよ僕は小売というのがやはり向いていなくて、「ももたん」を機に商売のやり方をかなり急旋回させて、今はやっと落ち着いてきた感じ。本来あるべき自分の商売のスタイルに近づけてきたのかなあと。

僕はフォローアップ型のBtoBという側面を重視していて、商品とプロモーションの仕方をパッケージングして提供する。コンサルティングとまでは言わないけど、商品をただ卸すというよりはその場に合わせた売り方を提供している感じ。

仕事の範囲が広がり、自分の仕事のポートフォリを送る機会が増えてきて、そのたびに自分のレシピ本を送ることになる。最初にもらった見本誌は配り終えているので、最近は近所の本屋に買いに行くことになる。この、自分の本を自分で買うのがなんとも恥ずかしい。まあ、誰も僕のことなんて知らないだろうけど。

本を出すなんて、経歴作り以外の何物でもないわけで、そういう場合には本の存在はなかなか便利。誰もが最初はビジネスのスタイルを間違えることが多いんだけど、僕みたいにめちゃくちゃな遠回りして、気がついたら20年前に夢見ていたことが手が届く目の前にあった、という事例もあるんだなあということです。


2014.05.03 Saturday
僕が悲しむとワイフが泣いてしまうので、岡山での「ももたん」事業はここでひとつの区切りとします。
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事の顛末はFacebookとかで書いてますけどね、一応ここで区切りとします。
山陽新聞の画像を置いときます。これはこれからずっと僕の心の中に刻みつけていこうと思います。

いろいろ考えましたが、「岡山ブランド」やめます。(追記あり)

上のリンク先にも書いてますが、僕は「ももたん」の発売から1年間、商品パッケージの裏に岡山市の観光などのロゴマークを入れてきました。最初は「伝説の岡山市」のロゴマークを付けていましたが、その後、岡山市役所内のつまらぬ覇権争いで観光コンベンション推進課というところが管理する「桃太郎のまち岡山」のロゴマークが出来て、すぐにそれに切り替えました。1年間、10万箱を超える「ももたん」を販売し、東京にも販路を拡大し、大阪の百貨店にも行きました、岡山市のロゴマークを少しでも県外に送り出して、岡山のイメージアップにつながればという思いでやってきました。

桃太郎のまち岡山のロゴマークを付けた「ももたん」パッケージ裏面

1年間、このロゴマークの付いた商品を10万箱販売しても、関係者から一度もお礼の言葉すらいただけませんでした、でも、僕はひたすらに岡山市のロゴマークを日本中に広めてきました。観光コンベンション関係のホームページにすら載ることもありませんでした。特定のメーカーを取り上げるということはできないのだと言われました。しかし、一昨日、山陽新聞にこんな記事が載りました。





ESDのロゴマークを付けたきびだんごを廣榮堂の社長が岡山市長に手渡す姿です。あら、特定のメーカーがロゴマークを付けた商品を作ったら、そこにたまたま岡山市長がいて、そこにたまたま山陽新聞の記者がいたということでしょうか。そうに違いありません。なぜなら、特定のメーカーを取り上げることは出来ないはずですし、まだ発売もされていない商品ですから、事前に岡山市長と会うことなんて出来ないはずです。僕が岡山市のロゴマークを付けた商品を発売するときに、岡山市長はおろか岡山市の担当者と会ってもいないし、山陽新聞は取り上げてくれなかったし、その後もどんなに話題になろうとも、一度たりとも山陽新聞に取り上げられたことが無いからです。同じ日の夕刊の一面にこんな記事が載りました。





岡山駅のお土産売り場で売れ筋を調べたらしいです。1位〜3位まで、岡山の人からすると分かりきったお菓子の名前が並んでいます。どうして分かりきったお菓子を今さらランキングとして新聞の一面に出す必要があったのでしょうか。見出しは「岡山土産定番強し」です。1位〜3位までのランキングを出したらこうなるのはもう誰もがわかっていることです。記事中で新しい商品も取り上げられていますが、知らない商品ばかりです。ことさら数字を出して紹介している商品もありますが、計算するとさほど売れてません。

どうして新聞一面を割いて「やっぱり岡山土産はきびだんごだよね」ということを書かなければいけなかったのでしょうか。ESDのロゴマークの記事の中でも「岡山といえばきびだんご」という文言をなぜ書かなければいけなかったのでしょうか。僕には理解できません。この記事のランキングですが、どうして5位まで書かなかったのか、それは4位か5位に知られてはいけないブランドが入っていたのでしょうかね。それは僕には分かりません。

このESDロゴマークの記事、夕刊一面を使って岡山土産は定番が強いという恣意的なメッセージ。そして、はなまるマーケットの「おめざ」で取り上げられても、岡山のメディアに一切取り上げられなかった「ももたん」の不遇。いよいよ、山陽新聞と、岡山市と、廣榮堂のトリオによるエゲツナイ大人のイジメが始まったんだなあという感じです。

昨日今日とかなり落ち込みました。いよいよ排除が始まるんだなあと。不安定な僕を見て、ワイフが泣いていました。どうして泣いていたのかよく分かりません。岡山のためにどれだけ骨を砕いても、どれだけ手弁当で動いても、山陽新聞と、岡山市と、廣榮堂のトリオは「ももたん」をメディアからパージして、今まで10万個の岡山市のロゴマークを付けた商品を販売してきたことを無かった事にしようとします。そして、さも廣榮堂が初めて岡山市のロゴマークを付けた商品を作ったかのように演出します。それは理解できます。ぽっと出の僕が手柄を取ることは、この業界ではあってはならないことなんでしょう。井の中の蛙というのは、そういうものだと思います。

ボンボン社長のバカっ面を見るのも吐き気がしますし、市長のアホ面も吐き気がしますが、この記事を僕は戒めとして一生見直し続けるでしょう。出来レースとわかっていても、僕はより良くしようと自分なりにやってきた。努力が足りなかったのかもしれません。でも、僕の一番のミスは、廣榮堂の息子として生まれてこなかったことです。それだけが悔やまれます。僕が悲しむとワイフが泣いてしまうので、岡山での「ももたん」事業はここでひとつの区切りとします。

岡山のために何かしようとしてごめんなさい。
もう二度と、岡山のために何かしようなんて考えたりしません。
だから、どうか山陽新聞と岡山市と廣榮堂は僕をイジメないでください。
よろぴく♡


2014.05.02 Friday
これならプレゼントされても嬉しい!木彫りの熊のアート作品。
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五十嵐 猛untitled

Facebookで見つけました。

木彫りの熊といえば、代表的な北海道土産として日本全国的に知られていますが、これは、その木彫りの熊をモティーフにした立派なアート作品。鮭ではなくハチミツが好きな某熊のようにも見えますが(笑)。毛並みの感じも残しながらディティールも美しく彩色されていて、見慣れたモノが新しい美しさを身にまとう、という現代美術の醍醐味ですね。昔からある日本の工芸品をアートにしてしまう、こういった考え方、どことなく風刺が入っていて、品のある作品、僕は大好きです。

この作品を生み出したのは、つい最近も個展を開かれたという現代美術家の五十嵐猛さん。残念ながらこの写真の作品はすでに売れてしまっているみたいですが、先月の個展で発表して以来、熱狂的なファンからの注文が後を絶たず、現在、五十嵐さんはこの木彫の熊の作品づくりに追われているそうです。

気になった方はオーダーしてみてはいかがでしょうか。

現代美術家 五十嵐 猛 プロフィール
1972年 東京に生まれる。
1996年 アトピックサイト〜ピンプルライフにアートクラブとして参加/東京ビッグサイト
1998年 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻終了
2001年 グループ展「大ジヲラマ展」企画、出展/上野駅地下連絡通路ショウウィンドウ
2003年 アートコンペ#1入賞/東京丸ビル
2003年 グループ展「アツマリウム」展示、公開制作/谷中ギャラリー
2004年 アートコンペ#2入賞/東京丸ビル
2008年 本格的に作品制作を始める。
2012年 グループ展「FUKUSHIMA 365days after」/NANJO HOUSE
2014年 五十嵐猛 個展〜お・わ・り・か・ら・の・は・じ・ま・り〜/NANJO HOUSE


連絡先を教えてもらいました。

takeseesky[@]gmail.com

Twitterアカウントhttps://twitter.com/TAKESHI_IGARASH

五十嵐 猛 個展 -お・わ・り・か・ら・の・は・じ・ま・り-(Facebookページ)
https://www.facebook.com/events/482072998581752


ついでに木彫りの熊の歴史も調べてみました。
立派な産業として成り立っていたんですね。100年の時を経てアーティストを育むなんて、素敵な感じです。

尾張徳川家の当主であった徳川義親は、1921年(大正10年)から1922年(大正11年)にかけての欧州旅行の際に立ち寄ったスイスのベルンで熊の木彫りを購入。翌1923年(大正12年)に、北海道二海郡八雲町にある旧尾張藩士たちが入植した農場「徳川農場」に送り、農場で働く農民たちや付近のアイヌに、冬期の収入源として熊の木彫りを生産するよう勧めた。
出典 Wikipedia:木彫りの熊



先月開催された個展のDMだそうです。
木彫りの熊の他にも様々なアート作品を手がけられているみたいです。次の個展の機会があったら僕も見に行ってみようと思います。

五十嵐猛 個展〜お・わ・り・か・ら・の・は・じ・ま・り〜/NANJO HOUSE


秀島


2014.04.30 Wednesday
キラキラしてない人がキラキラしたものを作っている。
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印刷屋と最近作ったパッケージを並べて眺めながら反省会。設計が甘いね〜、とかスジの圧が弱いんでないかとか、いろいろと意見が出てくる。でも、二人とも、いい仕事したね、という思いが強い。岡山に帰ってきて、おそらく初めて味わう満足いく仕事(というかこれは作業かな)。作りたいものが作りたいように出来た瞬間を味わえた。

工場が狭くていつも打ち合わせは道路の上とか下水溝の路地のコンクリート塀とかで、およそオシャレ感とは縁遠い感じで仕事を進めてきた。僕はずっとデスクワークか工場の手伝いなので短パン姿か工場の白衣、印刷屋は普通にスーツ姿。この二人の組み合わせがすごいクオリティーの仕事を連発している。

小汚いおっさんが、あーでもない、こーでもない、といいながら深夜まで仕事をして、印刷所にデータを送るギリギリまでデザインのアイデアを絞り出す。もう寝る暇もないし、毎日のように朝になったらへろへろになっている。僕らはオシャレな服も着ていないし、オシャレなライフスタイルで生活をしているわけではないし、外見はおよそ一般に言われるクリエイティブ系な感じなんて微塵もない。

でも、そんなヨレヨレの太ったてハゲたオッサンが夢を追って、それにまた夢を見てくれる普通のオッサンが力を貸してくれる。一見オシャレだったり、一見クリエイティブ風な外見だったりする人がやるような仕事を、セルロイドのメガネもかけてない、高価な自転車にも乗っていない、音楽やアートにもまったく詳しくない、まったくオシャレとは無縁の普通のオッサンがやっている。

なんとかアイデアを形にする流れが出来てきて、ここからの僕の仕事はこれをいかに日本に世界に広めていくか。ということに仕事のウエイトが移ってきたわけです。キラキラしてない人がキラキラしたものを作っているっていうのは、絵にならないんだけど、クライアントワークではなく、自分で考えて自分で形にして自分で売っていくというのは、格好つけて出来るような易しいものではないんすよね。

まあ、コーヒーやトマトソースをこぼしたままのシャツを着て街を歩くんは考えもんだから、ちったあ身綺麗にしたほうがええかなと思うけどね。ニッセンで新しいシャツでも買おうかな。


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アイデアのスープ


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