2014年5月13日13時46分
故・橋本龍太郎元首相が保存していた旧国鉄最後の制服と電車のトレインマークが見つかり、JR西日本に27年ぶりに寄贈されることになった。2006年に橋本氏が亡くなったあと、岡山県内の自宅で遺品を整理中に見つかったという。20日、妻の久美子さんや当時の秘書らを招いた式典を大阪市内で開く。
橋本氏は国鉄がJRに分割・民営化された1987年当時に運輸相を務めた。国鉄最後の日となった同年3月31日深夜、東京・旧新橋停車場跡であった「SL汽笛吹鳴式」に出席。国鉄の制服を着用し、汽笛を鳴らして新会社の出発を告げた。
寄贈するのはその制服と、当時首都圏の電車の先頭につけられていた「さようなら 日本国有鉄道」のトレインマーク。制服は橋本氏が大臣室に仕立屋を呼んで作ったオーダー品で、マークはJRにも残っていない貴重なものだ。
JR西は、2016年春に開業する京都鉄道博物館での展示を検討している。担当者は「国鉄・JRにとって歴史的な一日を物語る象徴的な品で、非常に意義深い」と話した。
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朝日新聞社会部
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