2013-12-03
■[弁護士業務][介護日誌][療養日誌]12月3日 特養218日目 虎の門病院再々入院30日目(特養からの電話、生保からの電話、原状回復工事、先生方に報告、美しい銀座の夜景)
今朝は、8時に出勤。
昨日郵送されてきた書証の写し等と前回の期日に提出された沢山の書証の写し等(そのほとんど全てがカラー)をカラーで2部ずつコピーして、依頼者2名に送る準備。
当事務所の複合機は買取りなのだが、メンテナンス料が高く、A4のカラーコピーのカウンター料金は1枚40円。
PDFにして、メールで送信することも考えたが、相手方代理人は、ご丁寧に、書証の1枚1枚に見出しの紙まで貼り付けて送ってこられたので、複合機に見出しが引っかかる恐れがあると考え、PDF送信の方法は諦めて、1枚1枚複合機にセットしながら、コピーする原始的な方法にしたもの。
それぞれ、大きな封筒に入れて、宛名書きを済ませたところへ、特養の相談員さんから電話。
明日、病院に来てくださるそう。「18日にも伺わせていただきました」というお話。
私が、東京家裁の家事調停で、夕方遅く面会に行った日なので、お目にかかれなかったもの。
夫の病室に行ったら、酸素マスクをしていて、すぐに退院は難しそうという説明を受けて、帰られたそう。
「遠藤さん、どんなご様子でしょうか。」と尋ねられたので、「主治医の先生からは、かなり厳しい状態で、いつ亡くなってもおかしくないと言われているのですが、担当医の先生が一生懸命やってくださっていて、私には、少しずつ良くなっているように思われます。
問題は、退院後のことなのですが、日々体調に変化のある今のような状態では、そちらに戻って、日々の体調の変化に応じたお世話や投薬などをしていただくというのは、とても無理ではないかと考えられたことから、虎の門病院の後は、また鶴巻温泉病院に入院させることにした方が良いのではないかと考えているという話を先生方にしたら、鶴巻温泉病院への入院が可能なら、その方がよいでしょうということになり、昨日、鶴巻温泉病院に電話してみたところ、虎の門病院の相談員さんを通じての通常の手続をとってもらえば、本人の症状に適した病棟へ入院できるようにするための調整は可能との趣旨の説明を受けたので、既に、虎の門病院の相談員さんにその話をして、鶴巻温泉病院の相談員さんへの連絡をお願いしたところです。」という話をさせていただいた。
10時半ころには、明治安田生命の担当の方からの電話。
夫が署名できないので、私が代筆して、請求書を作成するということで、戸籍事項証明書の添付も必要というお話(それができるのは正式の婚姻をしている配偶者に限られるという定めになっているため)。
昨日のセンターの方との電話の際、私が、前回の請求の際は、戸籍事項証明書を添付したので、今回も、早めに戸籍事項証明書の交付を受けるなどの準備をしておきたいということを言ったら、「入院給付金の請求では、戸籍事項証明書の添付の必要はないはず」と言われていたもの。
11時に、○○工務店の社長さんが来所。
お目にかかるのは、8年数ヶ月振り。
12月27日に大家さんに鍵をお返しすることにしたいので、それに間に合うような工事の計画をと、こちらの予定を説明したら、「12月中は、職人の手配が間に合わないので、歌茶屋さんにお願いして、工事は1月に入ってからさせていただくことにしたい」というお話。
「大家さんが、それで構わないとおっしゃってくださるのでしたら、それでも結構です」ということに。
工事費用の見積書は近日中に作成して、不在の際は、郵便受けに入れてくださるそう。
「新しい入居者の関係での工事も一緒にできると、いいですね」と言ったら、「次の入居者は、そうすぐには見つからないのではないでしょうか。」というお話。
引越先は勝どきの自宅という話をしたら、「勝どきは、いいですね。ここの管理会社も勝どき。道路の建設予定地にかかっているので、ほかの場所に移転。移転先は、前より立派で大きなビルのよう」というお話まで。
ということで、心配していた工事費用は、大家さんからの保証金の返還を受けてからの支払いということで済みそう。
万一夫が死亡ということになれば、葬儀費用の支払いも必要になるので、大変。
そんなことにならないよう、頑張ってね。マコトさん。
11時40分に事務所を出て、まず、クロネコの営業所へ。2通の封書をメール便で発送。書証の写しだけなので、これでと考えたもの。
料金は、2通で、160円。本当に安い。
病院に着いたのは、12時8分。
夫は、酸素マスクをして、眠っていた。
右手の浮腫みは、かなり良くなったが、左手の方は、まるで、ゴム風船のよう。
今日も点滴の袋はなし。
12時45分頃、外に出て、先日入ったうどん屋さんへ。
肉うどんとサツマイモのてんぷら、504円。おいしかった。
病室に戻って、間もなく、看護師さんが見えて、「ようやく届きましたので」とおっしゃりながら、「ラシックス」の小さな瓶の点滴。浮腫みの改善のための利尿剤との説明。
今日は、酸素量の減少ということもなく、夫の症状は、落ち着いていた。
看護師さんから「お通じも、水のような状態ではなくなってきました」という嬉しい説明。
夕方、3人の先生方がお揃いで病室へ。
入って来られる際、主治医の先生の「遠藤さん、いつまでも一人でこのお部屋使っていていいのかしら」という声。
私から、鶴巻温泉病院に電話した結果についての報告。
最初の入院で受けたリハビリの結果が、すっかり駄目になってしまっているので、できれば、この次の入院先の病棟を「回復期リハビリ病棟」にしていただいて、体調がある程度回復したところで、改めて、リハビリを受け直せるようにしてもらえたらということも考えているという話もさせていただいた。
主治医の先生は、その話を面白そうなお顔で聞いておられた。
命が危ない状態なのに、リハビリまでさせようとはと呆れ返っておられたのかも。
5時15分頃、夫に「明日また。息を止めないでいてね」と声を掛け、病室を出て、事務所へ。
銀座駅を出た所は、松屋の前。
二丁目の交差点は、夜景がとても綺麗。
明日夫に見せようと考えて、発光禁止にしてから、デジカメ写真を4枚。