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ネットバンキング被害に新手口
05月12日 17時29分

ネットバンキング被害に新手口
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インターネットバンキングの預金が奪われる被害で、利用者がニセの画面にパスワードを誤って入力した瞬間に預金を奪うという、新たな手口の被害が相次いでいることが分かり、銀行はウイルス対策の徹底などを呼びかけています。
インターネットバンキングで預金を奪われる被害は、これまで利用者がニセの画面に誤って入力したパスワードが、あとから悪用されるケースが中心でした。
しかし「三井住友銀行」によりますと、ことし3月以降、利用者がニセの画面に誤ってパスワードを入力した瞬間に、預金を奪うという新たな手口による被害が、相次いでいるということです。
ログインすると「ダウンロード中です」などと書かれたニセの画面が表示され、振り込みなどに必要なパスワードを入力すると、その直後に預金が奪われるということです。
三井住友銀行は対策として、去年10月1分ごとにパスワードが変わる仕組みを導入しましたが、今回はこの仕組みの利用者でも被害が確認されたということです。
パスワードを入力した直後に預金を奪われる被害は、ほかの大手銀行でも確認されており、銀行側では、ウイルス対策を徹底するとともに、パスワードの入力は、最後に取引内容を確認する時にしか求められないため、画面を開いてすぐに入力しないよう注意を呼びかけています。