覚醒剤所持容疑:逮捕の校長が校歌作曲…当面歌わず 福岡

毎日新聞 2014年05月12日 19時16分(最終更新 05月12日 20時38分)

 福岡県春日市立大谷小の校長、松原郁弘容疑者(57)が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された事件で、松原容疑者が作曲した校歌を持つ小学校が同市内に2校あり、うち1校は12日、当面校歌を歌わないことを決めた。

 市教委などによると、松原容疑者は音楽が専門で、市立白水(しろうず)、日の出両小の校歌を作曲していた。事件を受け白水小は12日、当面は校歌を歌わないことを保護者に連絡。日の出小は「今の段階でお話できることはない」としている。

 この問題では、市議会全員協議会が12日に開かれ、議員が両小の校歌について「どうするのか」と質問。山本直俊・市教育長は「作詞はそのままで、曲は変えたほうがいいと思うが、教育委員会が決定することではない。学校運営協議会で話し合い、保護者の合意で決定すべきだ」と述べた。【勝野昭龍】

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