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不要な食料品引取り「フードバンク」開始5月12日 15時40分
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家庭で不要になった食料品を集めて困っている人に届ける「フードバンク」と呼ばれる活動で、千葉県内におよそ50か所に臨時の窓口が設けられ、12日から食料品の一斉受け付けが始まりました。
「フードバンク」は家庭や企業で不要になった食料品を引き取り、困っている人や福祉施設に無償で届ける活動で、農林水産省によりますと、国内で40の団体が取り組んでいるということです。
千葉市稲毛区の民間団体「フードバンクちば」では、より多くの人の協力を得ようと、千葉県内の社会福祉協議会などおよそ50か所に臨時の窓口を設け、食料品の一斉受け付けを始めました。
団体の事務所には早速、災害用として家庭で備蓄されていたというコメや菓子が届けられました。
受け付けられるのは常温で保存でき、賞味期限が1か月以上ある食料品で、臨時窓口は来月30日まで設けられます。
「フードバンクちば」は、おととし、活動を始め60世帯から90世帯の家庭に毎月、食料品を届けているということで担当の土田貫さんは、「職が見つからない40代以下の世帯を中心に困窮する家庭が目立つ。食料品をぜひ提供してほしい」と話しています。
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