生字幕放送でお伝えします
ブラジルへ私たちの夢を託す男たちは誰になるんでしょうか。
2014FIFAワールドカップブラジル大会まで、あと1か月。
戦いに臨む日本代表23人をザッケローニ監督がまもなく発表します。
こんにちは。
この時間はワールドカップブラジル大会に出場する日本代表選手発表のもようを生中継でお伝えします。
こちらが東京都港区の会場。
ザッケローニ監督が、この舞台にこのあと登壇する予定です。
大勢のメディアで、ぎっしり埋まっていますよね。
この見つめる先に登壇するわけですが日本中が注目する発表このあと2時からです。
ワールドカップは4年に一度のひのき舞台です。
そのピッチに立てるのは僅か23人です。
ザッケローニ監督はチームの軸としてワールドカップ予選を戦い抜いた選手たちを考えています。
日本の攻撃の中心本田圭佑選手。
圧倒的な存在感で日本をけん引。
ブラジルへの扉は本田選手のペナルティーキックによってこじ開けられました。
ジャパンの10番・香川真司選手。
ディフェンスを切り裂く俊敏なドリブルと高い決定力。
本田選手と並ぶ日本の攻撃の要です。
超攻撃型左サイドバック長友佑都選手。
豊富な運動量とスピードを生かした攻撃。
本田選手、香川選手とのコンビネーションも抜群です。
守りの要、センターバックの吉田麻也選手。
高さ、強さを併せ持つ日本の新しい壁。
イングランドで世界的なストライカーを相手に成長を続けています。
キャプテン・長谷部誠選手。
日本代表の心を束ねる精神的な柱。
ひざのけがが心配されましたが所属するドイツリーグの最終戦で復帰しました。
このほか岡崎選手遠藤選手、内田選手今野選手、そしてゴールキーパーの川島選手がこれまで主力として活躍してきました。
この中にはけがで試合から離れている内田選手や吉田選手などコンディションが心配されている選手もいますがザッケローニ監督の信頼厚く選出が有力視されています。
一方、この一年国内で勢いのある選手たちが代表に呼ばれて経験を積んでいます。
ワールドカップ前に、この一年最も注目と期待が高まった選手といえるかもしれません。
柿谷曜一朗選手。
ボールをコントロールする足元の技術を持ち味に高い決定力を誇るフォワードです。
齋藤学選手は1m69cmと小柄な体格からスピードに乗った鋭いドリブル突破が武器のサイドアタッカーです。
中盤のディフェンスを担う山口蛍選手。
豊富な運動量が持ち味で去年の東アジアカップでは大会最優秀選手にも選ばれました。
センターバックの森重真人選手。
1対1の強さ打点の高いヘディングセットプレーからの高い得点能力も期待される選手です。
このほか紹介しきれないんですけどもJリーグでは週末にも活躍しましたベテランの大久保嘉人選手そして、センターフォワードの豊田陽平選手とJリーグで実績を積んで注目をされる選手も多くいます。
発表のときが近づいてきました。
過去、この代表発表といいますとさまざまなドラマがありました。
2006年のドイツ大会のときには当時のジーコ監督がサプライズの発表をしました。
フォワードの中心とみられていた久保選手に代わってコンディションのよさを買われて巻選手が選ばれました。
ワールドカップドイツ大会でもピッチに立ちました。
前回、4年前の南アフリカ大会。
チームの精神的な柱として一年間けがのためクラブチームでも出場がなかった川口能活選手を3人目のゴールキーパーとして岡田監督が招集しました。
日本のベスト16進出をかけて出された川口選手でした。
果たして、きょう会場がどよめくことはあるのでしょうか。
顔ぶれからザッケローニ監督がワールドカップでどんな戦いをするのかというところもきょう、見えてくるところがありますね。
誰が選ばれるのか誰が選ばれるべきなのかそして、誰を選んでほしいのか。
さまざまな議論、そして願望がこの発表前に日本中を駆け巡ってきたわけですがいよいよ、ザッケローニ監督が決断を下すその瞬間が近づいてきました。
さらに歴史をひもといてみますと日本が初めてワールドカップに出場した1998年には、18歳の小野伸二選手が選ばれたということもありましたし地元開催の2002年の日韓大会では中山選手と秋田選手がそれまでほとんど召集されていませんでしたがベテランとしてチームのまとめ役として選ばれたということもありました。
登場ですね。
ザッケローニ監督が会見場に現れました。
いよいよ会見が始まります。
皆様、お待たせいたしました。
ただいまよりキリンチャレンジマッチキプロス戦。
並びに2014FIFAワールドカップブラジル大会のサムライブルー日本代表のメンバー決定の記者会見を始めます。
登壇者のご紹介をいたします。
公益財団法人の原博実専務理事兼技術委員長。
こんにちは。
サムライブルー日本代表アルベルト・ザッケローニ監督です。
皆さん、こんにちは。
サムライブルー日本代表矢野大輔通訳です。
こんにちは。
お願いします。
初めに、原博実専務理事兼技術委員長よりごあいさつをさせていただきます。
よろしくお願いします。
皆さん、こんにちは。
サッカー協会の原でございます。
いよいよ、ワールドカップまであと1か月というふうになりました。
ザッケローニ監督と2010年9月から一緒にやってきまして予選を勝ち抜き本大会のワールドカップに向けてここから最高の準備をして今の日本の持っている力を合わせて、日本らしさを出して思い切り戦っていきたいというふうに思います。
この4年間、ずっと支えてくれた今まで呼んだ選手たち全員を呼ぶことはできないんですけどきょう選ばれた23人の選手はその人たちの分まで気持ちを込めて、いい準備をしてワールドカップ本大会で戦ってきてほしいというふうに思ってます。
最後になりますけどもずっとサポートしてくれたキリンさんをはじめスポンサーの方々そして、クラブの方々ですね。
Jリーグをはじめ代表選手を出してくれて協力してくれたクラブの方々そして、何よりもふだんから日本代表チームを応援してくれてるサポーターの皆さんに心から感謝をしたいと思いますし皆さんの気持ちを込めてワールドカップブラジルで戦ってきたいと思います。
以上です。
それではアルベルト・ザッケローニ監督からコメント、並びにサムライブルー日本代表の選手を発表していただきます。
よろしくお願いします。
ようやくですねワールドカップに向けていよいよ最終章となりまして本日ですね、メンバーの発表この場でしたいというふうに思っていると。
またですね、原委員長からもありましたようにですねまずは、やはり日本サッカー協会・JFAに感謝の意を述べたいというふうに思っていますしあとは、イタリア人スタッフ日本人スタッフですね。
また、これまでわれわれのチームを支えてくれたすべてのスタッフ職員の皆さんにですねお礼を言いたいというふうに思っている。
原さんからもありましたけれどもやはり、この場を借りてですねたくさんの方々にお礼を言いたいと。
非常に仕事がしやすい環境を作ってくれたすべての皆さんにお礼を言いたいと思っていましてそれはスポンサーの方々でありメディアの方々でありJリーグのクラブの方々であり海外組の所属しているクラブの方々であり特にサポーターの皆様やはり代表チームをいつも応援してくれてる非常に熱い声援を送ってくれる皆さんにですねお礼を言いたいというふうに思う。
まず、お伝えしたいのはですねやはり、この23人に絞る作業というのが非常に難しくてその理由はですねやはり23人以上の選手たくさんの選手のやはり、持ってる能力であったり力を考えるとブラジルに来るべき選手が23人以上いたなと。
それに値する選手はたくさんいるなというふうに思うと。
この23人に絞る作業をするまでにですねわれわれは、アジアカップを戦いワールドカップ3次予選最終予選を勝ち抜き東アジアカップを戦いコンフェデレーションズカップを戦いというような中でですねあとは23試合のフレンドリーマッチを戦いながらこの23人のメンバーを選ぶに至ったと。
個人的にはこの23人のメンバーを選考するためにこの4年をかけて232試合の視察を重ねてこのメンバーを選ぶに至ったと。
今、手元にあるリストの多くのメンバーはですね最初の大きな大会アジアカップをともに戦ってきたメンバーでもありますしそのほかのメンバーに関してはそれ以降に大きく成長してきたメンバーというのが今、手元にあるリストに名前を連ねていると。
今から23人最終メンバーを発表します。
川島。
西川。
権田。
今野。
伊野波。
長友。
森重。
内田。
吉田。
酒井宏樹。
酒井高徳。
遠藤。
長谷部。
青山。
山口。
大久保。
岡崎。
本田。
香川。
清武。
柿谷。
齋藤。
大迫。
大迫です。
この23人のメンバーのうち12人が海外組11人が国内組という構成になっていると。
平均年齢は間違いがなければという前提ですけども27歳というふうになってると。
それでは、ここでただいま発表いたしました。
選手のリストを皆さんのお手元にお配りします。
少々お待ちください。
23人が決まりました。
ボランチのポジションで青山選手が。
そして、攻撃的なプレーヤー中盤、あるいはフォワードの選手として大久保そして、齋藤選手が選ばれました。
ディフェンダーは8人。
センターバックの候補としては吉田、今野、そして、森重さらに、J2の磐田から伊野波選手が選ばれました。
これから調整をいたしましてどの選手が何日から合流ということはまた、追ってご連絡発表したいと思っております。
よろしくお願いいたします。
お手元に行き渡りましたでしょうか。
質疑応答に移ります。
まずはじめにニュース協会の代表質問よろしくお願いします。
代表、NHKです。
よろしくお願いします。
23人のメンバー決まりました。
監督、どういう基準で選んでそして、その決断はいつ、どこで下したんでしょうか?
基準としましてはまずはクオリティー。
才能を考えたと。
それに関してはたくさんの該当する選手がいたというふうに思っている。
その次にチームの輪を大切にすること。
やはりグループ力というのが非常に大切になってくる。
戦術的理解度の高さもしくはユーティリティープレーヤーですね。
できるだけ多くの選手がですね複数、2つ以上のポジションをカバーできるというようなことも選考の基準に入れたと。
インテンシブを出せるというのも選考基準に入ってる。
それはどういうことかというと本大会でも自分たちのやりたいサッカーというのがあってそれを出すためには主導権を握っていかなければいけないそういう試合をしなければいけないという中でリアクションサッカーに徹するのではなくて自分たちのやりたいことを出せる選手そういったものも選考基準に入れたと。
それに加えてですね同じ実力、力のある選手が2人いたとしたら若い選手をですね選択したということを最後に付け加えたいと。
その理由としては、やはりタフな移動スケジュールであったりやはり高温多湿の環境の中でやっていくにあたってフレッシュな選手を選びたかったと。
当然、準備期間もやはり限られているということもありますからやはり、一つ一つ詰めていく時間がない。
そうなったときにこれまで一緒に積み上げてきた選手ですねやはり代表にこれまでも名を連ねてきた選手というのを大切にしたし、そういった理由で今回、入っている選手もいると。
その流れの中で、やはりここ最近ですね非常に活躍してる選手いいパフォーマンスをしている選手もたくさんいたのですがやはり、これまでの一緒に戦ってきたもの積み上げてきたものをより大切にしたと。
決断は、いつどのような状況で下したんでしょうか?
23人に関してはですねかなり前の段階で自分の中でも頭の中では固まっていたんですけれどもやはり、最後の最後まで考えたいということで皆さんもご存じのようにこの間の土曜日も広島に視察に行きましたしテレビなども通じて選手の状況というのはチェックしていたと。
悩みどころとしてはポジションのところですねボランチを一枚、多く連れていこうかどうしようかというところもやはり頭の中にあってただ、それをするとフォワードを一枚削るのかもしくはディフェンスラインを一枚メンバーを削るのかとそういうような話になってきてやはり、リストを見ても分かると思いますけどたくさんの攻撃的な選手を選ぼうと最終的にはそういった決断をしましてその理由としてブラジルに行って日本のサッカーを出すためには主導権を握りながらサッカーをするためにはこのメンバーが正しいのではないかと決めたと。
先ほど監督、自分たちで主導権を握った戦いをしたいとおっしゃいましたけどもワールドカップという舞台で改めてこのメンバーでどんな戦い、プレーをしたいのか教えてください。
先ほども言いましたけれども選手たちを選ぶ基準としてはできるだけ自分たちのサッカーを出せる選手というのを重点的に考えながら選んだわけでやはり相手に合わせるよりも自分たちのやりたいことを出そうというようなコンセプトがあるんですけれども。
その中で当然、これまでの4年間で日本代表は非常にクオリティーも高くなりプレーの精度も非常に高まったというふうに自負していますが、やはり本大会にいくにあたってですね本番でも日本サッカーが成長しているんだここまで日本代表が伸びているんだということをその証しを本大会でも残すためにですねこういったメンバーを選びましたしそういったサッカーというものをしていきたい。
当然、いいパフォーマンスを求めればいいのかということになってきますけども当然、それだけでなくやはり結果というものが求められることはよく分かってると。
ただ、それを踏まえたうえで自分の経験から言わせてもらうといいパフォーマンスをすればより結果がついてくる可能性が高まると。
そういうふうに思っていると。
どよめきもありましたね。
改めて、ワールドカップブラジル大会を戦う日本代表の23人です。
初出場が14人というメンバーになりました。
ということは前回のワールドカップを経験したメンバーが9人いて遠藤選手はドイツ大会から引き続いて3回目のワールドカップということになりました。
その中盤ですが遠藤、長谷部、山口蛍とこれまで代表ヨーロッパ遠征などでも経験のあった選手に加えて青山選手が選ばれました。
ザッケローニ監督自身がおとといのゲーム。
サンフレッチェ広島。
直接、視察して最終的に青山選手が選ばれたということになりました。
リーグ2連覇を果たしたサンフレッチェ広島の中盤の要の選手。
長い距離から前線の佐藤選手に合わせる。
サンフレッチェの生命線ともいわれるその攻撃をつかさどる選手ですね。
日本代表としてプレーしたのはここまで4試合ワールドカップ予選の出場経験はありませんでした。
力を伸ばしてJリーグでのパフォーマンスが評価されて、代表選出ということになりました。
28歳での初出場となります。
そして、フォワード陣で真っ先に名前を呼ばれた年齢順ということもありましたけれども大久保嘉人選手。
昨シーズンのJ1の得点王です。
前回、2010年の南アフリカワールドカップも出場しました。
今シーズンもJ1のリーグでは日本人の中では最多得点を現在マークしています。
おとといのゲームでは2得点をあげましたよね。
これまで8得点をあげています。
特に昨シーズン川崎フロンターレに移籍してから得点感覚に磨きがかかって得点を量産するようになりました。
ザッケローニ監督就任後は代表から遠ざかっていましたがこうして、代表メンバーに名を連ねることになりました。
ワールドカップ予選には出場はありませんでした。
2年ぶりの代表復帰がブラジルのピッチということになりそうです。
そして、フォワード陣でもう一人新しい顔が加わりました齋藤学選手です。
現在横浜F・マリノスでプレーする齋藤選手ですが、J2の愛媛でもプレーした経験を持っています。
ドリブルが得意。
とりわけ、左サイドから切り崩していくいわゆる切り札的な存在として期待がかかりそうですね。
初出場もあるかもしれませんしね。
どんなプレーが見られるのが期待を寄せたいと思います。
この日本代表の今後の日程です。
ブラジルに入る前にアメリカに遠征してフロリダ州タンパで合宿を行います。
どうぞお楽しみに。
いずれも豪華な顔合わせとなっています。
そして、今回のワールドカップに合わせてNHKのサッカーテーマも新しくなります。
2014年NHKサッカーテーマは椎名林檎さんが歌うそのタイトルこそ「NIPPON」です。
コメントを寄せていただいています。
ワールドカップ開催地区が今回は憧れのブラジル。
幼少期を日本のブラジル清水で過ごした自分のグルーヴがここへきて初めて生かされるのでしょうか。
対戦前夜の武者震いをなんとしましょう。
曲にしましょうということをおしゃれなコメントを寄せていただきました。
選手たちのプレーがこの曲とともに皆さんの心に深く深く刻まれる大会になってほしいと思います。
日の丸を背負う日本代表23人のエールとしてこの「NIPPON」登場しました。
聴きながらお別れしたいと思います。
♪〜♪〜2014/05/12(月) 13:55〜14:30
NHK総合1・神戸
世界を青く!決定!サッカー日本代表[字]
ワールドカップ日本代表、私たちの期待を背負う23人がついに決定する。ザッケローニ監督の選択は?サプライズは!椎名林檎の新NHKサッカーテーマも発表。
詳細情報
番組内容
ワールドカップ日本代表、私たちの期待を背負う23人がついに決定する。ザッケローニ監督の選択は?サプライズは!椎名林檎の新NHKサッカーテーマも発表。
出演者
【キャスター】内山俊哉,廣瀬智美
ジャンル :
スポーツ – サッカー
スポーツ – スポーツニュース
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