勿論、幸せになりたい。

想い想われマンドリル

アニメヒロイン総白痴

何万番煎じかわかりませんが。

深夜アニメのヒロインの白痴化にブーストが掛かって久しいが、自分が女であるせいか白痴ヒロインの魅力が一切わからず何年もずっと困惑していました。(ここで言う白痴ヒロインとは電波女のような何も出来ない女の子です。)

が、先日やっと納得できる意見を聞いた。

それは、「白痴ヒロインとは『可愛い』以外の機能を全て削ぎ落とした生き物である」というもの。

彼女らは常識や生活力社会性その他もろもろを全て捨てて「可愛い」ことのみに特化し、結果として男性の庇護欲を煽る存在として人気を博している、と。

何てロックな存在なんだ白痴ヒロイン…。

今まで誤解しててすみませんでした。

そもそも自分はレイアースセーラームーンで育った世代なので、「してもらうヒロイン」というのが嫌いで、朝倉南がどうしても受け入れられない人間です。(新田妹のが可愛いよ!)

また、ちょっとゲスいんですが「可哀想」と「可愛い」がわりと近いところにあり、所謂薄幸美少女が好きで、不遇な環境で頑張ってる女の子に弱いです。

セーラームーンでは美奈子ちゃんとはるかちゃん、プリキュアならキュアムーンライトクラリスよりクシャナが好き。

正統派ヒロインとしてはラムちゃんが大正義。

(※火垂るの墓の節子なんかはヘビー過ぎてちょっと私には荷が重いです。勝手ですみません。)

なので、朝倉さんやクラリスを含む「連れて行ってもらう」「助けてもらう」「守ってもらう」ようなヒロインがあまり好きではありません。

まぁ、ディズニープリンセスですら自分で戦う時代ですからね。

そういう要素もあって白痴ヒロインが苦手だったんですが、前述のように戦略的白痴だと思えば、彼女らもこの萌え系ヒロインが1クールに何十人と出てくるヒロイン戦国時代の中で積極的に戦っているモデルケースの一つなんだなぁと何となく清々しい気分になります。(先行の白痴ヒロインが当たったので同じような設定にしておけばまぁ大きく外れないだろう、というような消極的な理由も当然あるでしょうが。)

ということで白痴ヒロインが白痴である理由には諸説あると思いますが、自分の中ではこの「戦略的白痴説」を採用したいと思います。

ちなみに今期で言えばチャイカや、アルペジオイオナなんかは多分一人でも生きていけるし特定のジャンルにおいて非常に有能なヒロインなのでこの枠からは外れます。作中でもめちゃくちゃ戦ってますしね。