米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン元職員から内部資料を提供されたジャーナリストが、資料の詳細を記した「暴露 スノーデンが私に託したファイル」が14日、世界24カ国で同時に発売される。日本もスパイ活動の対象になっていたことが明らかにされる内容だ。

 著者は、英ガーディアン紙のコラムニストで現在はブラジル在住のグレン・グリーンウォルド氏。昨年6月にガーディアン紙から香港に派遣され、スノーデン元職員と接触。入手した米国家安全保障局(NSA)の内部文書から、「NSAが米電話会社の通話記録数百万件を毎日収集」との特ダネ記事を報じた。一連の報道でガーディアンは、今年のピュリツァー賞を受賞した。