イラン、米無人機の「複製に成功」

2014年05月12日 10:28 発信地:テヘラン/イラン

このニュースをシェア

関連写真

1/3 イラン、米無人機の「複製に成功」 ▲ キャプション表示

イランの首都テヘラン(Tehran)で開かれた革命防衛隊(Revolutionary Gu…

×イランの首都テヘラン(Tehran)で開かれた革命防衛隊(Revolutionary Guard)航空団の展示会で、2011年12月に押収した米無人偵察機「RQ170センチネル(RQ-170 Sentinel)」と、国内で作られたその複製を見る最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師(2014年5月11日撮影)。(c)AFP/IRANIAN LEADER'S WEBSITE

写真ギャラリーをみる 写真ギャラリーをみる 写真ギャラリーをみる
【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら

【5月12日 AFP】イランは11日、2011年12月に押収した米国の無人偵察機の複製に成功したと発表した。国営テレビは複製された無人機とみられる機体の映像を放映した。

 米国メディアによると、イランは2011年にイラン国内にある核施設を偵察中だったとみられる米無人機「RQ170センチネル(RQ-170 Sentinel)」を押収していた。

 イラン政府高官はテレビ映像のなかで、「わが国の技術者たちは、米無人機の秘密の解明と複製に成功した。まもなく複製機の試験飛行を実施する」と語った。

 映像では、イラン軍の革命防衛隊(Revolutionary Guards)航空団が開いた展示会に出席する同国の最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師が写されている。同展はイランの軍事面における進歩に関するもので、特に弾道ミサイルや無人機が目玉となっており、映像には、うり二つの無人機2機が映っている。

 イランは、砂漠地域を飛行していた超高性能の米無人機を強制着陸させ、ほとんど無傷で回収したと主張している。

 これに対し米国側も、同無人機が制御不能となったと発表。当時、米軍高官らは無人機が搭載する暗号化情報の解読技術をイランはもっていないとして、無人機押収は大事ではないことを印象付けようと務めた一方、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領はイラン政府に無人機の返還を求めていた。(c)AFP

関連記事

本日の必読記事1日2回更新

このニュースの関連情報

トピックス

注目ニュース

国際ニュースランキング

  • アクセス
  • 大画面

    おすすめコンテンツ


    今ネットで話題の記事

    お知らせ

    PRリンク

    BPNPR

    カテゴリ登録はこちらより