被リンクよりもオーサーランクを重要視する流れが、SEO業界には出てきているようですね。
Googleの品質管理チームの責任者であるマット・カッツ(Matt Cutts)氏が公開した動画にて、これから検索のルールを被リンク重視から著者重視に変えていくと明言した。信頼できる人物が執筆したかどうかをコンピューターで解析してオーサーランクをはじき出すものとみられる。
これが仮にGoogleに対して実装された場合、従来のメインサイトに対してリンクを被せていくサテライトサイトを使った手法はすべて無効に…。
まぁ、現時点でもサテライトサイトの効果って疑問視されはじめてるわけですが、それがより顕著になるとも言えるでしょう。
アフィリエイトサイトの未来は暗い:
特にアフィリエイトサイトは厳しいですよね。基本的にアフィリエイトサイトって、自分でリンク先を確保しなければ誰からもリンクを張ってもらうことも出来なければ、ツイートしてもらうことも出来ません*1。
- アフィリエイトサイトにリンクを貼る物好きは少ない
- アフィリエイトサイトの記事をSNSで広める人は少ない
だからこそアフィリエイターはサテライトサイトと呼ばれるどうでもよいサイトを作り、『このサイトは素晴らしいよ!』って主となるアフィリエイトサイトにリンクを貼ります。他人が評価してくれないからこそ、自分自身で評価してもらっているような状況を作るんです。
今回の流れは、これがGoogleの進化によって通用しなくなるのかも?という話なんです。少なくとも作って放置するタイプのアフィリエイトサイトは、排除されていくことでしょう。
オーサーランクがもっと評価されればブログに脚光:
逆にオーサーランクが評価されるようになっていけば、有名ブログはより発信力を得ていくことになるように思います。毎日のように専門的な記事を書いているようなブログの場合には、人気&信頼できる著者…という扱いをGoogleから受けるでしょうからね。
- 有名ブログ=信頼できる専門的な著者が書いている?
前述のサイトをもう少し引用させていただくと、こんな感じです。
要するにこれからは被リンクが多いページよりも、特定分野の専門家が書いたページのほうが価値が高いと考え、検索で上位に表示するということだ。
これって、まさにブログ向きですよね。特定ジャンルに関する専門的な記事を書き続ければ、Googleに評価してもらいやすくなる。凄くわかりやすいと思います。
当サイトにもチャンス有り!:
このサイト『クレジットカードの読みもの』に関しても、クレジットカードの詳細情報を日々、発信していけば、その扱いを受けることが出来るはずですよね(笑)。
つまり、ブログの未来はすごく明るいと言えそうです。
変化していくことが大切:
photo by w4nd3rl0st (InspiredinDesMoines)
以上、オーサーランク重視の傾向が強まったら、ブログがますます評価される世界になる?…という雑談でした。
ブログやアフィリエイトサイトに限った話ではありませんが、やはり時代に合わせて変化していくことって大事…。昔のように100個も1000個もアフィリエイトサイトを量産して放置し、それで稼ぐ…なんてことは、数年後の世界では確実に無理になっていくことでしょう。
私もうまく変化しつつ、ネットの世界で生きていければなと思います。
文末リンク:
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新しいグーグルの基準、Author Rankとは?自分のコンテンツにオーサー情報を付加しよう。 | YOSCA CONTENTMARKETING BLOG(YOSCAコンテンツマーケティング情報ブログ)
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Author Rank (オーサーランク)はまだランキング要因になっていないが、使われている場面がある | 海外SEO情報ブログ
*1:人気アフィリエイターが運営するサイトや、コンテンツ更新型のアフィリエイトサイトなどであれば広まるケースもありますけどね。基本は自分で広めない限りは勝手に広まっていく可能性が低いと思ってます。