(cache) 掃除が得意な私と、料理が得意な夫

私は掃除が好きです。暇があれば掃除をしています。掃除のいいところは「疲れたからまた明日」ができるところです。疲れたら途中でやめればいいのです。さらに掃除は暇や余裕があるときにチョチョイとやればいいので気楽この上ありません。毎日少しずつでも掃除したら、けっこうキレイになるものです。

でも料理は「疲れたからまた明日」ができません。毎日毎日完成させなければいけません。これは苦痛です。今日は疲れたからカレーを作るの今日はここまで！なんてやっていたら、食材が痛んでしまうし、ご飯が食べられません。

毎日毎日ご飯を完成させ続けなければいけないと思うと、本当に主婦業は大変だと思います。自分はできないので余計にそう思います。でも夫は、ご飯を作り続けるのはあんまり大変じゃないそうです。能力差ってやつなんだと思います。夫は余裕の表情で、日々のご飯を作り続けています。

逆に夫は、掃除があんまり好きじゃないそうです。やってもどうせ汚れるのに、やらなくてはいけないのは賽の河原で石を積んでいるような不毛な気分になってテンションが下がるようです。私は掃除が好きなので、そういうふうには思いません。汚れたところがキレイになるのは気持ちがよくて快感なので、不毛な気分にはなりません。でも料理は不毛な気分になります。作ってもすぐになくなるし、また明日も明後日もその次もその次も作らなくてはいけないと思うと、気が狂いそうな気分になります。

なので自然と掃除は私が担当して、料理は夫が担当しています。でも完全に分担しているわけではなく、夫は自分のＰＣ周辺は自分で掃除しますし、私の手の届かない部分の掃除も頼めばやってくれます。私も週に１～２回は料理をするし、自分の朝食や昼食（オニギリや具なしインスタントラーメン）は自分で用意します。メインでやる人がなんとなく決まっている感じです。

それぞれ得意不得意が違っているおかげで、苦手をカバーしあえるので良かったなぁと思います。この他にも、私は外部に助けを求めるのが得意＆夫は助けを求めるのが苦手だとか、私はスーパーに行くのが苦手＆夫は平気だとか、私は字を書くのが得意＆夫は字を書くのが苦手だとか、色々あります。自分たちの関係ってヤドカリとイソギンチャクみたいだよね、と言い合っています。共生関係てな感じです。

でもこの共生関係もあまり完璧ではなくて、どちらも社会に出てお金を稼ぐことだったり、社交的かつ常識的に振る舞うことだったりが苦手で、順風満帆だとは言えないのですが…（そこはこれから出来る限りがんばりたいところです。）

夫婦どちらも発達障害というのは大変なこともありますが、大変さを共有できるし、苦手をカバーし合えることもあるので、まあまあそれなりに良い組み合わせなんじゃないかなと思っています。

以上、よもちかでした。