人生は死ぬまでの暇つぶし  自然にその日を迎えるまで、サバイバル(健康・経済・社会情勢・天変地異・・・)  真実、真相、本質、一を知りたい

★鼻血が出るかではなく原発を推進すべきかが問題

「美味しんぼ」の鼻血描写について論争が生じている。


賛否両論が存在するのは、福島原発事故の影響評価に関する見解が、いまだに割れているからである。


同時に、この評価は原発推進と原発廃止の主張対立とリンクしている。

原発推進者は、福島の放射能汚染の影響を限定的に捉えている。


代表者は安倍晋三氏である。


IOC総会で、「状況はアンダーコントロールだ」と宣言した。


また、汚染水は福島原発の港湾0.3平方キロ内で完全ブロックされていると発言した。


しかし、この発言を肯定する者は少ない。


汚染水の流出は続いているし、港湾の汚染水も外洋と遮断されているわけではないからだ。


もうひとつの論点は低線量被曝の影響についての見解が割れていることだ。


低線量被曝による健康被害はないと主張する者がいる一方で、低線量被曝による健康被害はあると主張する者がいる。

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ただし、一方で、確かなこともある。


福島原発が人類史上最悪レベルの放射能事故を引き起こしたこと。


これは間違いない事実だ。


福島原発事故は暫定評価ながら、国際原子力事象評価尺度において、旧ソ連チェルノブイリ原発事故と並ぶ「レベル7」の事故に分類されている。


「レベル7」は深刻度で最高レベル、最悪の放射能事故を指す。


東電は福島第一原発からの撤退を検討した。


原発から撤退していれば、事故はさらに重大なものになったはずである。


東日本全体が壊滅した可能性は十分にある。

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低線量被曝の健康被害については見解が割れているが、高線量被曝が健康被害を引き起こすことについては、見解の相違は存在しない。


高線量を被曝すれば、人間は死ぬ。


これははっきりしている。


「放射能が安全である」という命題は、明確に「偽」である。


絶対安全だとされてきた原発が、重大事故を引き起こしたことも事実である。


これを否定する者もいない。


そして、日本が世界最大の地震国であることも事実である。


これを否定する者もいない。


福島原発事故が地震で起きたのか、津波で起きたのかは判明していない。


地震で事故が起きたとなると、同様に事故が発生する可能性は飛躍的に高くなる。


福島原発の地震動の規模の地震は日本で頻発しているからである。

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「美味しんぼ」のような描写が登場するのは、安倍政権が福島原発事故を経験しながら、原発推進の方針を示しているからである。


原発のリスクを除去するために、原発即時ゼロ、廃炉の方針を支持する者は極めて多い。


この考えを持つ人々が、共鳴者を一人でも増やすために、さまざまな啓蒙活動に尽力している。


この文脈でこの問題を捉えるべきである。


重要なことは、決定的な回答はまだ示されていないことだ。


政府や福島県は、低線量被曝の健康被害はないとのスタンスで政策を実行している。


そして、一般人の被ばく限度を、年間1ミリシーベルトから年間20ミリシーベルトに引き上げるという、恐るべき行政を展開している。


とりわけ、胎児、および乳幼児の健康に与える影響については、懸念する専門家が多数存在する。

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「風評被害」という言葉は、放射線を警戒する主張、見解を、攻撃するために用いられている。


低線量被曝を警戒する、回避しようとする行為は、基本的人権に属することがらである。


これを「風評被害」と攻撃することは、「言論封殺」そのものである。


人によっては、鼻血が出ることがあっても不思議ではない。


「鼻血が出る人はいない」と断定するなら、その明確な根拠を示すべきである。


「多い」、「少ない」は主観的な表現である。


3人いたとして、これを「多い」と表現する人はいる。


10人いても、これを「少ない」と表現する人もいる。


問題は、今後の政府の施策なのだ。


原発推進と原発廃絶の二つの主張が間違いなく存在する。


そして、現在の安倍政権は原発推進なのだ。


政府が原発推進だから、原発廃絶の主張をしてはいけない、というのは、民主国家の対応ではない。


これが問題の本質であることをわきまえるべきだ。

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続きは本日の昼まで

フクシマの経験を踏まえて、原発を廃絶すべきと考える主権者は多い。

これこそ、国民投票で賛否を問うべき問題だ。

主権者の生命に直結する問題であり、問題決定の権限は主権者にある。

各種世論調査では、常に「脱原発」、「再稼働反対」が多数を占めている。

憲法問題への対応の根拠に、安倍首相はいつも世論調査結果を用いているのだ
から、原発問題でも、安倍首相は世論調査の結果を基礎に据えるべきではない
のか。



原子力規制委員会が規制基準を定めて、審査をパスした原発は再稼働させると
の方針が示されているが、主権者の多数が、この政策方針に反対している。

再び事故が起きてからでは手遅れなのである。

もとより、原発事故で損害を蒙っている福島県を中心とする主権者に対して、
その損害すら賠償していないではないか。

いまだに、多くの市民が避難生活を余儀なく迫られている。

狭い仮設住宅に押し込められたままの市民が多数存在する。

家族がバラバラに生活することを強制されている人々も多数存在する。



政府は、消費者が食物の放射能汚染を警戒すると、常に「風評被害」の言葉を
持ち出して、放射能汚染を警戒する消費者を攻撃する。

どこかおかしくないか。

放射能が安全であるわけがない。

放射能が安全なら、全国の放射線管理区域をすべて廃止するべきではないか。

放射性物質の管理を厳重にする必要もなくなる。

北朝鮮やイランが核開発をしたところで、騒ぐ必要もなくなるだろう。

しかし、放射能が安全だと主張する者が、北朝鮮やイランの核開発の話になる
と、掌を返したように、核開発を糾弾する。



本当は、核は怖いものだと知っているのだ。

本当に放射能が危険でないと言うなら、防護服も身に付けずに、福島原発の原
子炉建屋に立ち入ってみればよいのだ。

実際にそのような行動を取る者は、ただの一人もいない。

利害と利権が大いに絡むから、原発推進の者が存在することを否定するつもり
はない。

金を何よりも優先する人が多いのは、私も知っている。

しかし、世の中には、金よりも大事なものがある。

世界最大の地震国である日本が、今後も原発を推進するべきなのか。

それとも、原発を廃絶する方針をいま直ちに決めるべきなのか。

熟慮に熟慮を重ねて、回答を見出すべきである。



原発廃絶を希求する主権者は、いまの安倍政権の政策運営に心の底から憤りを
感じている。

その憤りのひとつの表出が、「美味しんぼ」の描写なのである。

「鼻血が出た、出ない」のレベルで捉えるべき問題ではないのだ。

日本の命運、日本国民の命運を分かつ、超重大問題についての、ひとつの問題
提起なのである。

政府は、「福島は安全だ」と言っているのだ。

これに対して、「福島は安全ではない」という主張があったとして、何らおか
しなことではない。

「福島は安全ではない」と言ってはいけないということになるなら、もはや、
この国は民主主義国家ではないということになる。

「福島は安全ではない」との主張には、無数の根拠がある。

それは、「福島は安全である」と主張する人々が示す根拠と比較しても、決し
て引けをとるものではない。



日本国民にとっての死活的に重要な問題を、安倍政権が独断専行で決定し、実
行することに重大な問題があるのだ。

国民論議が十分になされていない。

主権者国民の最終判断も仰がれていない。

ここに決定的な問題がある。



uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-ae50.html
植草さんちから転載しました。

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