【速報】LINEスタンプを作って販売してみた!やってみて分かった押さえるべき11のポイント!
LINEは5月8日、WebサイトからLINEスタンプなどを購入できるLINEウェブストアで、LINE Creators Marketにて審査が完了したLINEスタンプの販売を開始しました。
クリエイターが自作スタンプを登録できる「LINE Creators Market」に登録された約5000セットのうち、350セットの審査が完了。うち、クリエイターが公開設定した265種類(8日午後3時時点)のスタンプを、1セット100円(税込)で販売している。
LINE Creators Marketは4月17日に登録受付をスタート。5月8日までにクリエイター登録数は約3万人(うち約4割が日本国外のユーザー)、登録申請されたスタンプは5000セットを突破したという。
※出典:ITmediaニュース LINEでユーザー自作スタンプ販売スタート
日本国内ユーザーが4割、海外ユーザーが6割ということです。
今回の記事では、審査に通った社内のクリエイターに実際に話を聞き、審査基準を通るにあたって、気をつけておきたい事や困った事などの生の声をインタビューしました。
- ■目次
やってみて分かった押さえるべき11のポイント!
1.スタンプを設定する(簡単なターゲットを選定)
2.ペルソナの1日の行動を洗い出す
3.スタンプが伝えたいメッセージ(言葉)の洗い出し
4.キャラクターデザインの傾向を知る(人気スタンプの考察)
5.いつどのようなシーンでスタンプを使ってもらうかを想定する
6.ペルソナを立てたものと似ている人にヒアリングをする
7.デザインの差別化をはかる
9.実際にLINEスタンプ上に表示されているイメージを描き起こす
9.スタンプ選択アイコンは大きく!
10.海外に売り出すために必ず英語は用意する
11.振込規約について確認
ポイントのまとめ
日本のみでなく、世界でも使ってもらえるLINEスタンプ
やってみて分かった押さえるべき11のポイント!
インタビューして分かった押さえるべき11のポイントを紹介致します。
1.スタンプを設定する(簡単なターゲットを選定)
まず、性別や年代という大きなターゲットから絞り込んでいきました。現在発売されているLINEスタンプを見ていたら仕事(ビジネスをする人)向けのスタンプの数が少なく【会社員(サラリーマン)】という設定で社会人向けのスタンプにしようと決めました。
まずはターゲットとペルソナとユーザー層を簡単に決めてから、ユニークな設定にする
2.ペルソナの1日の行動を洗い出す
その後に、【会社員(サラリーマン)】が一日どういう行動をとるか、一日の行動シーンを書き出しました。書き出す事によって、どういうシチュエーションをスタンプにすればおもしろいか、今のスタンプにはないシーンはどんなシーンかというのを考えました。
家→朝→昼→夜→家という1日のサイクルの中でそのキャラクター独自の行動を盛り込む
3.スタンプで伝えたいメッセージ(言葉)の洗い出し
人気のスタンプや、友だちや周りの人が使っているスタンプを中心にメッセージの洗い出しをおこないました。使われやすいだろうなというものから、【会社員(サラリーマン)】に合いそうなメッセージを想像してみたり、【会社員(サラリーマン)】が言いそうだけど、まだないメッセージも合わせて書き出し、イメージを湧かせていきました。
多ければ多い程よく、最低でも200メッセージぐらいは作っておきたい
4.キャラクターデザインの傾向を知る(人気スタンプの考察)
人気のスタンプを調査していて、以下の傾向があると思いました。
・キャラクターのふちが太くて、黒いラインのものが多い。
・丸みをおびたキャラクターが多い
・顔が大きいキャラクターが多い
・動物系のキャラクターが多い
・表情があまり変化しないスタンプが多い
トレンドを押さえつつ、人気のスタンプのサイズ感、どうやったら
働く男性にも女性にもうけるようなキャラクターになるのかを考えていきました。
スタンプを日々使用し、トレンドを押さえておく
5.いつどのようなシーンでスタンプを使ってもらうかを想定する
キャラクターの表情や性格などを考えていきました。どうやったら可愛いだけではなく、ターゲットにおもしろがって使ってもらえるかを考え、いつどのようなシーンでスタンプを使ってもらうかを想像し、積極的に面白さを取り入れました。
例えば、サラリーマンは朝が辛い人が多いという印象があるので、その特徴をとらえて、朝が楽しくなるようなスタンプにしたいと思いました。朝と言えば鶏。【会社員(サラリーマン)】というメインキャラクターの他に仲間として、鶏のキャラクターが入れば朝が気持ちよくなるのではないかと思いました。その他にも、アイディアはたくさん浮かんできますが、クリエイターズマーケットでは40種類のスタンプを登録するので、40個のシーンに絞るということが最終的に大切だったなと思います。
普段、ペルソナがいつ、どのようなシーンで何を発言しているのか、思っているのかなども把握しておく
6.ペルソナを立てたものと似ている人にヒアリングをする
【会社員(サラリーマン)】の友人にヒアリングをしました。
そこで言われた事は、”言葉はあまり入れない方がいのでは?”という意見でした。ユーザーは自分の好きな文章を思い描き、スタンプを使いたいから、言葉を入れてしまうと使うシーンが限られてしまう場合があります。最近のトレンドとしては文字を入れる場合も多いのでターゲットやペルソナによりけりですが、今回は思い切って言葉ナシのスタンプに変更しました。
実際聞いてみる時にどんな時に作ったスタンプを使いたいか、また使うイメージができるか、出来ない場合はなぜかなど、キャラクターの示唆ではなく、ペルソナが使うことをイメージしやすい質問がよい。
7.デザインのオリジナリティを意識する
トレンドを押さえつつもオリジナリティを意識する事は重要です。
タッチは現在の流行っているスタンプはラインが太い絵が多かったり、ラインが黒が多いものが多いです。トレンドのスタンプと差別化をはかるために、柔らかい、手書き風のタッチで、色も茶色にしようと思いました。
自分はどういう絵が得意かだったり、ペルソナがどういうテイストの絵が好きかという視点をもっておく
8.実際にLINEスタンプ上に表示されているイメージを描き起こす
実際にLINE上で使用された時のイメージを膨らますために、LINEスタンプ上に表示されているイメージの画像も描き起こしていきました。起こしてみると色・ライン・全体の大きさ・パーツの大きさが少しイメージと違ったりしたので、微調整をしていきました。
9.スタンプ選択アイコンは大きく!
購入後、スタンプを使用する時にスタンプ選択アイコンを押して、ユーザーはスタンプを使うことになります。他のダウンロードされたスタンプと比較して目に止まりやすいように、アイコンを目立ちやすくしたり、大きくしたりするのは良かったのではないかなと想定しています。
スタンプ選択アイコンは大きく!派手に!
10.海外に売り出すために必ず英語は用意する
タイトル名とスタンプの説明文は、日本語と英語が必要になってくるのを後から知り、慌てて用意をしました。LINEユーザーは海外ユーザーも多いので、英語は必要だと思いました。また、自作キャラクターの場合はライセンス証明書を添付しなくても問題ありませんでした。
※登録する作品が自社の著作物でない場合に、ライセンス証明書を添付する必要があります。
登録できる言語は、英語、日本語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語の7言語。LINEの普及はアジア圏で特に強いので英語のみならず他の言語も網羅できると尚良い
11.振込規約について
LINE Creators Marketにて審査が完了したスタンプは、クリエイターにメールで通知がきて、管理画面から公開することができ、公開されたスタンプはLINEウェブストアで販売されます。クリエイターには売り上げの50%が分配されますが、前月までの分配金額が1万円を超えると初めて代金の振込申請を行うことができます。
現状では、スマホアプリのLINEスタンプショップではLINE Creators Marketのスタンプを買う事が出来ず、PCもしくはブラウザ上のLINEウェブストアで購入しなければならない。
ポイントのまとめ
上記であげたLINEスタンプをやってみて感じたポイントを簡単にまとめておきます。
・キャラのターゲット/ペルソナ/ユーザー層を決め、キャラの設定を考える
・1日の生活サイクルの中でキャラ独自の行動・発言を盛り込む
・多ければ多い程よいが、キャラの発言を200メッセージ以上はブレストしてみる
・スタンプを日々使用し、トレンドを押さえる
・ペルソナがいつ、どのようなシーンで何を発言しているのか、何を思っているのかなども把握する
・実際のユーザーにヒアリングする
・キャラのオリジナル性は意識する
・スタンプ選択アイコンは大きく!派手に!
・LINEの普及はアジア圏で特に強いので英語のみならず他の言語も網羅できると良い
日本のみでなく、世界でも使ってもらえるLINEスタンプ
最後にスタンプをはじめたきっかけや想いを聞いてみました。
今、盛り上がっているLINEで自分のつくったスタンプが日本のみでなくて、世界でも使ってもらえるかもしれないというところに魅かれました。それに、LINEは知名度があるアプリなので、友だちだけでなく、家族も使っていて、これをきっかけに自分のイラストを周りの人に知ってもらったり、”かわいいね”といってもらえたら嬉しいと思ったのがきっかけでした。
▼山田が作成したスタンプURLはこちら
https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000105
以上、『【インタビュー】自作LINEスタンプをつくって販売までの8つのポイント!”LINE Creators Market”にて審査が完了したスタンプ販売がスタート』でした!
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