元准教授を詐欺未遂で再逮捕05月07日 19時20分
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知り合いの会社社長の自殺を手助けしたとして起訴された、岐阜県の大学の元准教授が、この社長の妻から、3800万円余りをだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いで、再逮捕されました。
元准教授は、容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、岐阜県にある、中京学院大学の元准教授、久野輝夫容疑者(54)です。
おととし1月、愛知県豊橋市の路上に止めた車の中で、硫化水素を発生させて、知り合いの、コンサルティング会社の社長(40)の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪で、すでに起訴されています。
警察によりますと、その後の調べで、社長が自殺した翌月に、未払いの報酬として3800万円余りを求める、うその請求書を送るなどして、社長の妻から現金をだまし取ろうとした疑いのあることが、分かったということです。
社長が死亡した場合には、会社に3000万円の保険金が支払われることになっていたということで、警察は、詐欺未遂の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、久野元准教授は容疑を否認しているということです。
元准教授はこのほか社長の遺産を管理する弁護士から、約2400万円をだまし取ろうとした罪でも起訴されていますが、関与を否定しているということです。