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「かぜ薬を服用して運転した」
05月08日 19時28分

「かぜ薬を服用して運転した」
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4月、愛知県一宮市の名神高速道路で、観光バスが、反対車線を逆走した事故で、居眠り運転をしていたとして逮捕されたバスの運転手が「かぜ薬を服用して運転した」と供述していることが警察への取材で分かりました。警察は、体調の不良を自覚しながら、無理な運転を続けたことが事故につながった疑いがあると見て調べています。
4月20日、愛知県一宮市の名神高速道路で、客を乗せていない観光バスが中央分離帯を突き破って反対車線を100メートル余り逆走し、車9台が巻き込まれ計11人が、軽いけがをしました。
警察は、バスを運転していた大阪・能勢町の「エヌ・イー・ケイ交通」の、元社長、中村利貞容疑者(63)が居眠り運転をしていたとして、自動車運転過失傷害の疑いで逮捕しました。
警察の調べでは、中村元社長は、「かぜ薬を服用して運転していた」と供述しているということです。
元社長は、事故の約8時間前に、長野県内で信号待ちの車に追突する事故を起こしていたほか、2時間ほど前には、長野県の中央自動車道で、蛇行運転をしているのを警察に見つかり、休憩を取るよう注意を受けていました。さらに、現場の手前、約10キロの「小牧インターチェンジの辺りから記憶が無い」と供述していることも分かっています。
警察は、体調の不良を自覚しながら無理な運転を続けたことが事故につながった疑いがあると見て、詳しく調べを進めています。