お笑いタレントの明石家さんまが10日、ラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS放送)で、2011年に芸能界を引退した島田紳助さんが復帰しないことについて「俺だったらすぐに出る(復帰する)」と語った。

番組は、板東英二やみのもんたなど休業を余儀なくされた芸能人が、さんまの番組を手がかりに芸能界復帰を目指しているというリスナーの意見を紹介。このリスナーは「もし、番組で渦中の佐村河内守さんや、小保方晴子さんと共演する機会があるとすれば、どのような展開に持ち込むのか?」とさんまに尋ねた。

この質問に対し、さんまは「この2人は、出てこないと思いますけどね。タレントと違うしね」と述べ、「各事務所の方たちが、復帰の1発目は『さんまのまんま』を選んでいただけるので、非常にありがたいといえばありがたい。困るなぁ、といえば困る。『どう持って行ってあげようか』って」と複雑な心境をのぞかせた。

芸能界を電撃的に引退し、いまだ復帰の予定がない島田紳助さんについても言及。「俺やったら、すぐに出るのになぁ。なんでこんなええ商売を…なんで出ないんだろうって。不思議やね」と首をかしげ、「世間はそう大して何も思ってないと思うけどね」と続けた。

芸歴が40年近いさんまは、これまで週刊誌にあらゆることを書かれてきたという。「俺なんか、(普通は)出れないよ。あんな週刊誌にウソばっかり書かれてやで?」と、島田紳助さんの復帰に関しては問題ないとの見方を示した。

【関連記事】
明石家さんまが「おしゃれイズム」で週刊誌の失礼な対応を告白 「掲載の事前報告ない」「週刊誌の新人が研修でうちにくる」
「空気の読めない人がいると音速で噂が広がる」 土田晃之、品川祐らがひな壇芸人の舞台裏を語る
ダウンタウンと爆笑問題の共演を心配していた明石家さんま 「何か言うたら出て行ってあげなアカンと思ってずっと構えてた」