泉賢司、磯崎こず恵
2014年5月11日22時46分
北海道函館市と江差町を結ぶJR江差線の木古内駅―江差駅間(42・1キロ)が、11日の運行を最後に廃止された。江差駅などでお別れセレモニーがあり、沿線の住民や鉄道ファンらが詰めかけた。渡島鶴岡駅(木古内町)では、住民らがホームの向かい側に並び、100本の大漁旗を振って別れを惜しんだ。
五稜郭駅(函館市)と江差駅間の全線(79・9キロ)が開業したのは1936(昭和11)年。この30年ほどは、自動車の普及や過疎化で利用客の減少が続いていた。
JR各社によると、JR線の廃止は今年3月末の岩泉線(岩手県)以来。北海道内では95年の深名線以来、19年ぶり。(泉賢司、磯崎こず恵)
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