OS X 10.9 MavericksのApp Napを無効にするdefaultsコマンドが見つかったそうなので試してみました。詳細は以下から。



 OS X 10.9 Mavericksでは消費電力を抑えるためにApp Napという新機能が導入されましたが、この機能が動いているとバックグラウンドでレンダリングさせているアプリなどが止まってしまったりするb.hatenaケースが報告されていました。(Adobe)。



App Napをシステム全体で変更するdefaultsコマンド

 今回Mac OS X Hinsに掲載された記事「10.9: Disable App Nap System Wide」によると以下のdefaultsコマンドでアプリ毎に設定しなくてもシステム全体でApp Napが無効になるそうです(*再起動が必要です)。

defaults-NSGlobalDomain-NSAppSleepDisabled-Hero
$defaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool YES


 アクティビティモニタで確認してみたところ、App Napを無効にするオプションがないSafariでもApp Napが無効になっており、他のアプリも全てApp Napが「いいえ」になっています。

defaults-NSGlobalDomain-NSAppSleepDisabled-Safari2


 アプリの情報を表示し、個別にApp Napを設定しなくてもいいので消費電力を気にしないデスクトップ系Macを使用している方やパフォーマンス優先の方はどうぞ。

defaults-NSGlobalDomain-NSAppSleepDisabled-NO

App Napを有効にしたい場合は -bool NOで有効にした後、Macを再起動してください。

$defaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool NO



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