カイビガンの休日

ローマの休日ならぬフィリピンの休日


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(鈴川さんが倒れていた場所=カイビガン撮影)

今年も1年 ご愛読いただきありがとうございました。

いろいろな事件が、フィリピンで起きました。

私のブログでは様々に伝えてきました。

今年5月、私がマニラからバスで片道7時間かけて、サンフェルナンドまで行って取材した事件があります。

5月1日に発生した鈴川寿さん(享年69歳)殺害事件

 鈴川さんは、ラウニオン州のサンフェルナンド市の自宅前で車から降りたところ、何者かによって、45口径のピストルで胸などを3発撃たれて死亡しました。

 鈴川さんは44歳のとき、当時18歳のフィリピン人妻と結婚。3人の子供をもうけました。

サンフェルナンドは妻の実家で、家を新築しました。大工仕事のできる方で、ご自分で家を設計し、トンカチを叩いたそうです。

 妻と一緒にガールズショークラブを経営していました。

鈴川さんは午後8時頃、自宅を出て、店に行ったのは午後10時頃。店でビールを2本を飲んで、1時間くらいで店を出たそうです。

犯人は鈴川さんを4発撃ちました。そのうち、胸に3発が命中しました。

第一発見者は家族でした。

事件は未解決のままとなりました。


7月21日 ジョージボコボ通り 邦人死亡事件

ボコボ通りに転がって死んだなんて、まるで自分のことみたいだと、フィリピンに関わる人たちがブログやコメントした事件。

私は実際に現地を歩いて調べてきました。

(男性が倒れていた場所、ボコボ通り=カイビガン撮影)

事件は、7月21日午後4時半ごろ、首都圏マニラ市マラテ地区のジョージボコボ通りの路上で、兵庫県出身の日本人男性(29)が倒れているのを通行人が見つけました。

口と鼻から出血し、既に死亡していました。

右手付近に拳銃があり、携帯電話や旅券などの所持品が残されていました。

首都圏警察同市本部は、殺人と自殺の両面で捜査。

邦人は7月19日にフィリピンに入国したばかりで、入国2日目の午前11時に死亡しました。

拳銃を口にくわえて撃ったらしい。

防犯カメラには邦人が倒れた直後、何者かが邦人のそばから道路を渡った姿が映っていました。

だが、その防犯カメラというのは現場へ行ってみると、現場から60~70メートルも離れた電信柱に設置されており、不鮮明なものでした。

関係者に取材すると、「邦人のポケットにはスーイサイドノート(遺書)があった」として語り、「拳銃自殺」の可能性を示唆しました。

 私の取材ノートには、邦人がイアホンをしていたと書かれています。
 iPodのような機器で音楽を聴きながら、亡くなったようです。
                             (つづく)



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