1986年春場所の初土俵から連続出場していた東序二段81枚目の北斗龍(43)=北の湖=が夏場所を休場する。春場所までの28年間で1169回連続出場は現役1位(2位は稀勢の里の953回)。
歴代10位は白田山の1202回なので、休場しなければ来年には関取経験がない力士として史上初めてトップ10入りする見込みだった。師匠の北の湖理事長は10日、「糖尿病で足の傷が治りにくい。頑張らせたいと思ったが、年齢もあるのできちんと治させたい。休場させます」と語った。
本人も記録のことは意識していたといい、「周囲にも話していたみたいでせっかくここまできてもったいない気もするが、将来のことを考えたら仕方がない」と理事長も残念そうだった。(岸本隆)
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