2014/05/09

幾何学波形をジェネレートするシンセサイザーGeometric Synth 2


GeometricSynth2.0

アナログシンセサイザーではサイン波、矩形波、ノコギリ波など様々な原型波が発振された後、フィルターによって減算合成を行い音を作っていきますが
単なる原型波ではなく、八角波やアーク波など幾何学波形をジェネレートするシンセサイザーGeometric Synth 2をリリースしました。

M4L Geometric Synth 2.0 (.amxd file)

サンプル動画にあるように音は基本的に波形を選んでadsrでエンヴェロープを整えて音を作ります。
波形の純粋さを保つためにフィルター等の処理は一切入っていません。
そのかわり、純粋な波形が出力されるためオシロスコープ等で波形を表示させながらオーディオヴィジュアルなグラフィックを生成することにも応用可能です。

ピッチはMIDIモードとHzモードがあり、通常のMIDIノートナンバーに加えて、Hzモード選択時は1Hzから127Hzまでのマイクロトーナルベースシンセサイザーとして利用することが可能です。
通常のMIDIシンセでは扱えない微分音で不安定な低周波を作り出すことが可能です。

価格はgumroadで$5です!
脚色の無いピュアなサイン波を求めてる人もぜひ!

松本昭彦

松本昭彦プロフィール

東京在住音楽家。現代音楽の作曲、音楽理論を高岡明、ジョナサン・リー、キャシー・コックスに師事。 東京藝術大学大学院修了後、東京大学研究員を経て現在はフリーランスで広告の音楽や美術展示、大学や放送局等の研究機関のためにプログラムを開発している。 モデルやシステム、アルゴリズムに着眼し作品をメタデザインし、音や光などのメディアを横断しながら生成的にリアライズしていくアプローチが特徴である。

近年では東京モーターショーのイベント音楽や日本科学未来館の展示音楽等の作曲を手がけており、Max/MSPプログラマーとしては渋谷慶一郎、evala、池上高志、大友良英×飴屋法水、藤本隆行、やくしまるえつこ、坂本龍一+高谷史郎らの作品制作に携わる。

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楽曲、プログラム制作のご依頼はakihiko.japan[at]gmail.comまで

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