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「お母さんにやさしい国」 日本は32位
5月11日 6時52分

「お母さんにやさしい国」 日本は32位
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11日は「母の日」です。
国際的なNGOが「お母さんにやさしい国」のランキングを発表し、1位から3位を北欧の国々が占める一方、日本は国会に女性議員が少なく女性の声が政策に反映されにくいという理由で32位でした。

このランキングは、子どもの人権保護に取り組む国際的なNGO「セーブ・ザ・チルドレン」が、毎年、「母の日」に合わせて発表しているもので、世界178の国を対象に、妊産婦や乳幼児の死亡率や女性の教育状況など5つの指標を基に調査しました。
その結果、1位はフィンランド、2位はノルウェー、3位はスウェーデンと北欧の国々が占め、上位10位のうち9か国がヨーロッパの国々でした。
日本は、30位の韓国、31位のアメリカに続いて32位で、去年よりランキングを1つ下げました。これについて「セーブ・ザ・チルドレン」は「日本は、保健や教育それに経済の分野ではトップレベルだが、政治の分野では国会に女性議員が少なく女性の声が政策に反映されにくい」と指摘しています。
一方、ランキングの最下位は、イスラム過激派によるテロが相次ぐ東アフリカのソマリアだったほか、下位10か国はすべてアフリカの国々で、「セーブ・ザ・チルドレン」は「下位10か国のうち6か国は深刻な人道危機に直面している」として国際社会に支援の強化を呼びかけています。

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