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16世紀地図に「鞆の浦」 ラテン語で「Toumo」

 広島県立歴史博物館(福山市)は20日、福山市出身で東京都在住の守屋寿さんから、16〜19世紀の古地図など計848点を寄託されたと明らかにした。このうち、1596年刊行の「東方案内記」に収められたラングレンの「アジア図」には地図左上に日本が描かれ、福山市の景勝地・鞆の浦の地名がラテン語で「Toumo」と記されていた。

 ほかにも、遣欧少年使節が日本に持ち帰ったというオルテリウスの「世界図」や、朝鮮通信使が来日した際の行列を描いた江戸時代の資料などもある。

 同博物館によると、守屋さんは米証券大手メリルリンチの日本法人で会長を務めた。

 同博物館は「江戸時代を中心とした日本と西洋の国際交流の様子を明らかにする上で貴重だ」と評価している。博物館は、寄託されたうちの一部を、4月から展示する予定。

[ 2014年2月20日 21:43 ]

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