詐欺被害7000万円 「宝くじ当たる」と電話 埼玉
朝日新聞デジタル 5月10日(土)21時17分配信
埼玉県警越谷署は10日、越谷市内の無職女性(55)が、6回にわたって計約7370万円をだまし取られる詐欺被害に遭った、と発表した。
同署によると、3月20日ごろ、「情報提供会社員のフクヤマ」と名乗る男から女性宅に電話があった。「宝くじを代行している会社です。会員になれば1等も思いのまま」「お金を払ってもらえればロト6の当選番号がわかる会員になることができる」といった内容だった。インターネット上ですでに発表された当選番号を伝えられ、それを未発表と信じたという。
女性は同月26日から4月15日までに、自宅近くに来たスーツ姿の男に対し、4回にわたって現金計約6690万円を手渡し、さらに4月21日と28日には、男に指定された住所に2回に分けて現金計約680万円を郵送したという。
女性は母親と2人暮らし。男と連絡が取れなくなったため、10日に被害届を出した。
朝日新聞社
最終更新:5月10日(土)21時17分