靖国参拝批判出題を容認する発言を繰り返した都立高校長:イザ!

2014.5.4 19:48

靖国参拝批判出題を容認する発言を繰り返した都立高校長

 記者「この記事だけをみると、やはり、記事にあるような批判的な見方でしか答えが見いだせない」

 校長「なるほど。新聞によって確か批判的な論調で書かれている新聞、そうでない新聞がありましたよね。仮に、載せた記事が、赤旗など特定の政党の機関誌や、聖教新聞など特定の宗教の新聞だったらまずいと思いますが、一般的な全国紙6紙の中の一つなので、新聞のチョイス(選択)自体は、公平的で、問題ないと思います」

 「(1)の『自由に意見を書きなさい』という出題もセーフだと思いました。(2)の設問は、最初から問題ないと思っていました。つまり『説明しなさい』ということは『是か非かを述べなさい』ということではないですよね。『自由な意見を書きなさい』だったら、これには反対とか、これには賛成とか。実際に、ほとんどの生徒が、是か非かの意見を書いた。まったく是非を書いていない生徒もいたそうです。非で書いた方の生徒は、いわゆる内政干渉という問題で書いたそうです。是の方は、要するに、この(記事の)意見を切り取った形で『確かに国益を損なった』と書いた生徒はいたそうです」

 「(2)の『説明しなさい』については、政治的背景を説明しろということで、私の見方としては、高校3年に出すには少し難易度が高いきらいはある。ただ是非を問うものではなく、『説明しなさい』ですので、政治的背景を分析させることについては、問題としては決して悪くないと思います」

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