線路の上を走ろう!岐阜「レールマウンテンバイク ガッタンゴー!」
記事作成日:2014/05/08 14:21:21 │ 最終更新日:2014/05/09 12:29:43
岐阜県飛騨市神岡町に、人気急上昇中のアクティビティがあります。それは、廃線の線路の上をマウンテンバイクで走るという面白い体験ができる「レールマウンテンバイク ガッタンゴー!」。マウンテンバイクで線路を走れるのは日本で唯一ここだけ。鉄道が好きな方はもちろん、家族でも楽しめるようにたくさんの工夫がされています。今回は、新感覚の乗り物ガッタンゴーの魅力をご紹介します。
受付・スタートは、旧奥飛騨温泉口駅
ガッタンゴーを体験するには、事前に電話予約が必要です。席に空きがあれば当日に受付しても大丈夫ですが、飛び込み参加ではなく予約をすることをオススメします。神岡町は豪雪地帯のため、春から秋の営業になっているので注意してくださいね。
マウンテンバイクは、車両を選ぶことができ、電動アシスト付きのハイブリッド車(1名1,500円)やチャイルドシートを追加することもできますよ。体力に自信のある方は、電動アシストがないノーマル車(1名1,000円)に挑戦してみてくださいね。お値段は車両や人数によって変わりますので、ガッタンゴーの公式サイトをご覧ください。
集合場所は、旧神岡鉄道の旧奥飛騨温泉口駅。飛騨市神岡町は東海北陸道・飛騨清見ICから約55分かかり、車でないとアクセスがしづらい場所です。スタートの前に注意事項など説明がありますので、開始時間の15分前には受付を済ませるようにして下さいね。服装は自転車に乗るため、動きやすいものでサンダルやヒールのある靴は避けましょう。
ガッタンゴットンという振動を感じながら走れる!
スタートすると、線路の上をマウンテンバイクで走る不思議な感覚に驚くことでしょう。ガッタンゴットンというローカル線の音と振動を感じながら進んで行きましょう。コースは、旧奥飛騨温泉口駅から旧神岡鉱山前駅の片道約3km、約15分走ることが出来ますよ。
行きは下りのため、スピードが出るので爽快感を楽しめます。森の中や住宅の横を通ったり、山が近い地域ですので自然がとても豊かで、気持よく走れます。実際に乗って走ってみないと分からない、音と振動と景色ですよ。
途中にある廃駅をお見逃しなく!
ガッタンゴーのコース上には、旧神岡鉄道の廃駅が二駅あります。キノコ型のトイレが可愛い旧神岡大橋駅。神岡の町並みを一望できる旧飛騨神岡駅。廃駅と言っても駅はキレイなので、マウンテンバイクから降りて写真を撮りたいところですが、途中下車や停車は危険ですので禁止になっています。
他にも、注意事項がいくつかあります。車間距離は20m以上を保つこと、トンネル内ではライトを点灯するなど、開始前に説明がありますのでしっかりお聞きになってくださいね。
スリル満点、トンネルは真っ暗!
トンネルはコースに二ヶ所あり、とにかく真っ暗です。マウンテンバイクのライトを点灯しても暗いくらい。トンネルの中はひんやりしていて、少し怖いかもしれませんが、どこか楽しいワクワク感もありますよ。
旧飛騨神岡駅の先にあるトンネルを抜けると、折り返し地点の旧神岡鉱山前駅に到着です。この駅で休憩が出来ますのでご安心を。タオルやペットボトル飲料水を持っていくといいですね、休憩場所には大洞山の天狗水という水場があるので、ここで水分補給も出来ますよ。帰りは緩やかな上りで、ペダルが重たく感じるので頑張って漕いでくださいね。
マウンテンバイク以外にも車両が選べる!
ガッタンゴーは、家族連れも楽しめる車両が多く、利用者に合わせて車両が選べるのが魅力。2人で乗るノーマル車・ハイブリッド車の他に、観覧シートやチャイルドシートを追加したり、ベンチシートを追加すれば最大5人一緒に走ることができるので、お子様連れの家族にとっても嬉しいですね。
タンデム車は電動アシストなしの4人乗りで、体力に自信のある若者はこちらもオススメ。最もハードな車両のため、景色を楽しむ余裕はないかもしれませんが、4人で力を合わせて漕ぐので面白さは倍増することでしょう!
おわりに
乗る時期によって、桜・新緑・紅葉など四季折々の景色を楽しむことが出来るガッタンゴー。2012年には日本鉄道賞の特別賞に選ばれ、全国的に人気が出てきています。週末は混雑するときがあるので、予約はお早めに!今後はコースが増える可能性もあるので、期待が出来ますね。是非、ガッタンゴーで貴重な体験をしてみてください。
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