米議員「慰安婦問題を回避すれば韓日米間に葛藤」

米議員「慰安婦問題を回避すれば韓日米間に葛藤」

2014年05月10日09時24分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  8日に開かれた米下院軍事委員会全体会議で、日本軍慰安婦問題が取り上げられた。

  民主党所属のロレッタ・サンチェス議員(カリフォルニア)は国防権限法案を審議する全体会議で、「日本軍慰安婦問題を回避する場合、韓日米3角関係に葛藤を起こすおそれがある」と述べた。特に「日本側の人たちが『慰安婦は必要だった』『慰安婦は強制動員されたのではない』などの発言をするのは韓日米間の協力を妨げる」と指摘した。

  続いて「アジア太平洋地域に向けたリバランス戦略を進めるには、慰安婦問題は必ず解決されなければならない」とし「これを避ければ米国の北東アジア戦略に影響を及ぼし、3カ国の関係に不和を招くだろう」と批判した。

  サンチェス議員は「オバマ大統領が先月の訪韓で慰安婦問題を『衝撃的な人権問題』と発言したのは、どちらかの肩を持つものではなく、正義の原則を立てようとするものだ」とも述べた。この発言は会議録にそのまま記載された。

  メキシコ移民2世のサンチェス議員は米下院内の親韓派議員からなるコリア・コーカスの共同議長。
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