宮内庁東宮職の小町恭士・東宮大夫は9日の定例会見で、皇太子さまが左手の中指を突き指したと発表した。7日午後にお住まいの東宮御所内で負傷したが、詳しい状況については明らかにしなかった。

 小町東宮大夫によると、7日に東宮侍医が診た後、9日午前に改めて皇居内の宮内庁病院で専門医が診察した。X線検査の結果、骨折はしていないが、左手中指の腱(けん)を痛めていた。長ければ約2カ月間、指を固定するという。