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できごと
【橋下氏戸籍に不正アクセス】モラルどこに 不正アクセス、チェック態勢なし 大阪市
窓口の申請に基づき戸籍情報にアクセスすれば、通常は続いて証明書発行などの操作に移るため、サーバーの操作履歴から「閲覧のみ」の不審な操作を洗い出すことは可能だ。
しかし市が25年度に戸籍情報システムを使って戸籍謄本や戸籍抄本を交付した件数は約52万件にものぼり、膨大なため、市はこれまでチェックしてこなかったという。
「56人は多すぎる。抜き打ちチェックや、罰則規定など厳格なルールを整備する必要がある」。個人情報保護に詳しい富田寛之弁護士はこう警鐘を鳴らす。
京都地裁で平成20年3月、顔見知りの女性に元夫の戸籍情報を漏洩した京都市職員に損害賠償が命じられており、富田氏は「自治体には戸籍情報の適正な管理が求められている」と強調した。
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