ゲームやアニメで人気の「妖怪ウォッチ」は、主人公の小学生が様々な妖怪を味方にして戦う物語だ。キャラクター商品を扱う玩具大手のバンダイナムコホールディングスの2014年3月期の関連売上高は14億円を記録した。妖怪キャラクターを描いたメダル玩具は1月の発売以降700万枚売れたほか、メダルを入れるとキャラごとに違う音が鳴る時計型玩具とあわせて品薄状態が続く。

 石川祝男社長は「ヒットするとは思ったが、まさかここまでとは」とびっくり。生産体制を強化して、15年3月期は5倍の70億円を見込んでいる。