2014年5月10日06時57分
地籍調査を装って知人男性の戸籍謄本を入手したとして、警視庁は9日、茨城県筑西市職員の坂入政利容疑者(29)=同市海老ケ島=を虚偽有印公文書作成・同行使と公務員職権乱用の疑いで再逮捕し、発表した。「好きだった男性の住所を確認したかった」と供述しているという。
発表によると、同市地籍調査推進課に所属する坂入容疑者は3月12日、地籍調査を装い、20代の知人男性の戸籍謄本の交付を依頼する偽の書類を作り、都内の区役所から男性の戸籍謄本を取得した疑いがある。
地籍調査では土地の所有者や地番を調べ、境界の位置と面積を測量する。所有者を探す目的で戸籍謄本を自治体に申請することが認められているという。
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朝日新聞社会部
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