これは、、、人間のライフスタイルがガラリと変わりそう。
『SCiO』は、この世のあらゆる物体の成分をスキャンできる世界初の分子センサー。
「え、ちょっと何を言っているのか分からない」
というのが最初に抱いた感想でしたが、見れば見るほど革命的であることが分かります。
簡単にまとめると『SCiO』ではデバイスをかざすだけでこんな情報を得る事が可能。
・目の前の食べ物のカロリーはどれくらいか
・果物や野菜がどれくらい腐っているのか
・今飲んでいるカクテルは何から作られたのか
・サラダのドレッシングに何が含まれているのか
・植物にどれくらい水が足りていないか
現在クラウドファンディングのKickstarterにて資金調達中のプロジェクトで、1ヶ月以上の期間を残して既に
調達率は500%オーバー。
現在
110万ドル以上の資金を集めています。
こちらが公開されている『SCiO』の動画です。
動画を見れば、上に挙げた例がほんの序章に過ぎないことが分かるでしょう。
あらゆるものの分子を分析できるこのデバイスが実現したその後は、今では想像もできない新しいユーザー体験が待っていそうな気がします。
『SCiO』が用いているのは
近赤外線分光法(NIRS)と呼ばれる技術。
測定対象に近赤外線を照射し、吸収された度合い(吸光度)の変化によって成分を算出するものです。
簡単に言うと、
分子が持つユニークな振動を光によって判定するという訳ですね。
この技術は様々な産業分野にて活用されており、宇宙探査機の「はやぶさ」もこの技術によって小惑星「イトカワ」を調査しています。
このデバイスで身の回りの物質の色んなことが分かるようになりますね。
分からなかったものが分かるようになる。
すると人々の生活はどんな風に変わるのでしょうか。
実に楽しみです。