ゆるキャラ:船橋で69体参加しプロレス ふなっしーも

毎日新聞 2014年05月09日 07時16分(最終更新 05月09日 08時56分)

 千葉県の船橋市地方卸売市場(同市市場1)で18日、全国のご当地キャラクターが対戦するプロレス大会が開かれることになった。船橋の「ふなっしー」や兵庫県尼崎市の「ちっちゃいおっさん」をはじめ69体が参加。レフェリーは船橋在住で格闘技ファンに著名な島田裕二さん(47)が務める。

 同市場は1969年5月、中央卸売市場として発足。国の再編方針に従い、今年度から地方市場として再出発することを余儀なくされた。今年が開設45周年にあたるため、「国の規制から外れて明るく開放的な市場になった」とアピールしようと、特徴的なイベントを企画した。

 当日は、本格的なリングを持ち込み、島田さんらの立ち会いで午前10時から予選トーナメントを開始。着ぐるみの構造上自由に動き回れないキャラは、歌やパフォーマンスなど、さまざまな「技」を繰り出して勝負し、島田さんが勝敗を決める。ちっちゃいおっさんら「しゃべる」キャラの「解説」も聞けそうだ。

 島田さんはPRIDEやK−1などの格闘技のビッグイベントで数多くレフェリーを務めてきた。「何でもありなのがプロレス。リングを借りた(ご当地キャラたちの)表現の競演と考えてもらいたい」と意気込む。

 当日は午前9時〜午後3時、生鮮品の即売会など、さまざまなイベントも開かれる。【市村一夫】

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