相違点のポイント
▽南京大虐殺
著書 南京が陥落してから人口が増え始め、翌1月には、25万人に膨れ上がった。戦闘が終わって治安が回復されて、人々が南京へと戻ってきたのだ。このことからも「南京大虐殺」などなかったことは、明白だ。歴史の事実として「南京大虐殺」は、なかった。それは、中華民国政府が 捏造 (ねつぞう) した、プロパガンダだった。
ストークス氏 そうは言えない。(この文章は)私のものではない。後から付け加えられた。修正する必要がある。私は「MASSACRE(大虐殺)」という言葉は好まない。その表現は日本語では使えるが英語だとぞっとするほど恐ろしい。大虐殺と呼べないにせよ、南京で何か非常に恐ろしい事件が起きたかと問われれば、答えはイエスだ。中華民国政府のプロパガンダは(南京大虐殺が史実とされる)理由の一つだが唯一の理由ではない。
▽従軍慰安婦
著書 日本の「慰安婦」の実体は、もちろん「性奴隷」ではまったくない。売春婦だった。そのことを、米国側の資料が裏付けしている。「奴隷」と表現するのが、まったく間違いなのは、慰安婦はサービスを提供して、その対価を得ていたことである。上等兵が月10円の収入であるのに対し、慰安婦は、その30倍の300円の月収を得ていた。これは高級娼婦だ。
ストークス氏 従軍慰安婦の一部は、そう(高級娼婦)だった。言い換えると、手元にある米公式文書は一例に関するものだ。内容が十分でなく不満がある。裏で何が起きていたかなど、誰にも分からない。これらの女性たちがどうやって連れてこられたか、動機は何だったかなど、誰にも分からない。手に負えない性的なことが続いていたのだ。(共同)
(共同通信)
2014/05/09 14:16
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