お世話になります。 数年間と申しましてもどのくらいなのでしょうか? 後2〜3年なのでしょうか? その場合軽くなって行くのでしょうか? 例えば身体のふらつき、揺れです。 私も普通に働き、家事をしたいです。 一生この身体のままで治らないのかと思うと絶望を感じます。 どうか、希望ある回答をお願いいたします。 ゆっくりな減薬なら離脱症状も軽かったのでしょうか? こんなに長引かなかったのでしょうか。
おはようございます。猫山です。「希望ある回答をお願いいたします」ということですが、その意味を教えて下さい。楽観的な将来をお示しするような回答をお求めであるということでしょうか?ベンゾジアゼピンの離脱症状には個人差が大きいため、不確定要素が多く、専門家として誠実に回答しようとすれば、あるいは相談者様にとってお辛い事実もお示ししなければならないかもしれませんが、それは受け入れがたいということでしょうか。医学的に妥当性の高い、もしくは経験に基づいた回答に対して、適切な評価はいただけるのかどうか、また、相談者様ご自身がそれに耐えられるのかどうか、確認させていただけますと幸いです。
そもそも論ですが、診断が慢性疼痛であるならばテグレトール(カルバマゼピン)は正しい選択です。慢性疼痛の治療にいくつかの抗てんかん薬が有用であることは広く知られた事実で、学会のガイドラインでも推奨されています。http://www.jspc.gr.jp/gakusei/gakusei_cure_03_03.html一方で、セルシンやリボトリール(抗てんかん薬としての作用はあまりありません。基本的には精神安定剤です)のようなベンゾジアゼピンには、慢性疼痛に対する効果があることは知られていません。ベンゾジアゼピンに関しては「間違った処方と断薬のしかた」かもしれませんが、慢性疼痛の治療としては、リボトリールを止めてテグレトールに変更したことは間違った処方だったとは言えません。つまり、そもそもリボトリールが使用される医学的妥当性は無かったのです。相談者様は、必要が無いお薬を服用されてその離脱症状で苦しまれていることになります。> 5年も不定愁訴を訴えているのですか?> それはリボトリールでしょうか?> その方は断薬した時よりは楽になっているのでしょうか。その方が服用されていたのはデパスというベンゾジアゼピンです。これも依存性が高いことで悪名高いベンゾジアゼピンであるともに、日本でいちばん売れているベンゾジアゼピンです。断薬時に比べて楽にはなっていないと、その方は仰っています。以上ですが、もうこれでよろしいでしょうか?