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市民広場で多数の金属 旧日本軍関連か
5月10日 4時21分

ことし1月、旧日本軍の手りゅう弾とみられる金属が見つかり、一時的に閉鎖されている埼玉県朝霞市の市民広場から、新たに手りゅう弾や銃弾などとみられる金属80個余りが見つかり、自衛隊が回収しました。

朝霞市膝折にあるおよそ3ヘクタールの市民広場「朝霞の森」では、ことし1月、小学生が長さ8センチ余りの円筒形の手りゅう弾とみられる金属を見つけ、市が広場を閉鎖したうえで金属探知機などを使って、ほかに危険なものがないか確認を進めていました。
その結果、いずれも深さ30センチほどの土の中から手りゅう弾とみられる金属をはじめ、銃弾や砲弾の一部とみられる金属合わせて86個が見つかりました。
朝霞市によりますと、いずれの金属も爆発などの危険性はなく、すべて自衛隊が回収したということです。
この場所は旧日本軍の施設があった国有地で、おととし11月に朝霞市が管理する市民広場がオープンしています。
朝霞市みどり公園課の長島浩二課長は「国からは危険なものがあるとは聞いていなかったので、とても驚いている。事故が起きずに幸いだった」と話しています。
朝霞市は広場の安全が確認されたとして、今月15日、閉鎖を解除することにしています。

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