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ダンスを風営法対象外に 規制改革会議が提案 騒音、暴力には新規制を

2014.5.10 00:16 安倍内閣

 政府の規制改革会議は9日、若者がダンスや音楽を楽しむクラブなどのダンス営業を風営法の規制対象から外すよう提案する方針を固めた。早急な法改正を求める。

 問題となっている騒音や暴力トラブルなどには、有効に対応できる新たな規制の導入を要請する。12日の会合で警察庁と協議し、6月の答申に盛り込む考えだ。

 提案では、一部地域を除き午前0時までの営業時間の延長を認める。深夜営業に関しては、届け出制にすることを想定しているとみられる。風営法は売買春の防止を狙い、「設備を設け客にダンスをさせ、かつ飲食させる営業」を公安委員会の許可が必要な風俗営業と規定している。ただ、ダンスは小中学校の授業にも取り入れられており、風営法はクラブが若者文化に定着している現状にそぐわないとの声が強い。ダンスの定義があいまいな上、酔客の騒音や年少者の出入りといった問題への有効な解決になっていないと指摘されている。

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