この漫画の9割は、「悶え」成分で出来ています。 近年、これほどまでに悶えさせてくれる漫画はそうなかったと思います。
もうね、
ニヤニヤが止まらないんですよ。 デートの待ち合わせに遅れてしまい、慌てて来るさやちゃん。
この涙目な感じがもうね、
たまらない。遅刻してしまったことで、環に嫌われないかとか凄く考えちゃってるんですよさやちゃんは。
それがもう簡単に読み取れる。
初デートで、環に可愛く見せたいから着る服に悩んじゃってとかね。
何でしょうね、
初々しさ大爆発です。
そっぽ向いた環は怒っているのかと思ったら、
私服姿のさやちゃんが可愛すぎて直視できなかったなんて言っちゃいましたよええ。
何だよもうこのバカップルはもう!もう!(悶絶)でも確かに、私服のさやちゃんは可愛い。
見れて私も至福です。月子先生の描く女の子の服は、どれもキャラに合っていて素敵。さやちゃんは清楚な感じがしますね。
さやちゃんと椿の初々しい初デート。
動物園……と思いきや爬虫類館というあたり流石でした。寄生虫館よりはマシなデートコース(多分)
環は苦手なわけですが、さやちゃんが喜んでいるし、
何より手が繋げるから楽しいという、
これぞ男子中学生的な考えです。
柔らかい女の子と手が繋げたら、そりゃ幸せですよね……(羨望の眼差し)
その後さやちゃんの家でお父さんにあったり、色々あった環。
しかし本当に破壊力のあるシーンは、実にあっさりと訪れました。
え、なに?送ったり送られたり三往復もしたのこの二人?何なんですかねこの二人。
想像しただけで可愛すぎるだろうが!椿を角まで送る→さやを家まで送る→椿を角まで送る→さやを家まで送る
何でこのシーンで悶えるかって、二人共この日はもっと一緒にいたかったってことだと思うんですよ。
多分主にさやちゃんが。
上の画像でも、明らかに足取りが軽そうです。
環にもっとデートしようって言われて、きっと嬉しかったのでしょう。
環は主張することがあまりありません。だからこそ、
もっとデートしたい=さやちゃんと一緒に遊びたいという言葉が嬉しかったのかもしれません。
きっとそれは、程度の差こそあるかもしれませんが環も同じだったんだと思います。
じゃなきゃ3回もさやちゃんに見送ってもらわないでしょ!この二人はもう、本当に見ていて可愛いですね。姿と背景を想像して悶えちゃいました。
学校帰りに、公園デートする話の破壊力も素晴らしかった。
プールに入っている時に、ランニング中のさやと会話する機会のあった環。
ひょろひょろの体を見られたと落ち込む環でしたが、待ち合わせたときのさやちゃんは嬉しそうで。
この展開は誰も予測できないよ……何だろうこの感情。
盗んだバイクで走りだすだけじゃ足りなくて奇声を上げるレベル。彼氏のプールの匂いを楽しみにする女の子……
何か滾る。この触れそうで触れない絶妙な距離感がたまらない。
もうちょっとで、何かが起きてしまいそうな距離。
ああ、女の子とこの距離感でいる時に止まってしまいたい(永遠の寸止め)しかし時は止まりません。何かが起きてしまいそうなこの距離感で、環は遂に行動を起こしました。
それは最もいけない選択肢だよ環くん!どうせキスじゃないだろと思ってましたが、
予想の斜め上の展開でした。さやちゃんのランニングは、このシーンのための前フリだったのか。やられたよ月子先生……
環LOVEで、甘々なさやちゃんも流石にこの行動にはドン引きでした。
女の子の汗の匂いは、クンカクンカしちゃダメですよ。
エッチな漫画だったら、許されてる気がしますけど(いやらしい匂いがするとか言って)
環のこの「分かってない」感が私は大好きです。さやちゃんがその可愛さで我々を悶えさせるならば、
環は「分かってない」感が生み出す展開で私達を悶えさせてきます。
こんなシーンばっかりだから、読者はますます
こじらせてしまうんだよ!責任とってください(笑)
この漫画は、とことん読者を悶絶させてきますね……
「悶え」のエッセンスを、これでもかというくらいフンダンに使ってきます。
生まれてきた悶えを、体の外に放出したくてたまらなくなります。
お隣さんに気味悪がられたらほぼつるザラのせいです。悶え足りない人へ、全力でオススメしますよ私は!
オマケ
さやちゃんの妹に、小学生の男の子が求愛するシーンがありました。
周りはイマイチと思ったのですが、妹さんにはどうやら受け入れられたようで。
これはもう、今日から腕立てするしかないだろ……あ、ということは、筋肉番付で
腕立ての回数を競うのがあったけど、ときめいていた女性がいた可能性も……(笑)
画像引用元
つるつるとザラザラの間(講談社)月子
http://zelkova777.blog115.fc2.com/blog-entry-370.html「つるつるとザラザラの間」悶え足りない人へ、全力でオススメしたい漫画です