安倍政権は9日で発足から500日となりました。第1次内閣の時は体調不良で退陣した安倍総理ですが、最近はあまりのタフさに周囲も舌を巻いています。
5月に入り、クールビズで閣議に臨んだ閣僚たち。内閣発足以降、一人も閣僚が代わらずに500日台に入ったのは、戦後初めてです。
「日本新記録を更新しつつあることは歓迎すべきことであろうと思います」(甘利 明経済再生相)
安倍総理は毎月のように外遊し、訪れた国は37か国。趣味のゴルフには19回も出かけるなど、精力的に動き続けています。そして、10日間のヨーロッパ訪問から帰国した8日は、こんな出来事がありました。
「外遊を終え、疲れているはずの安倍総理。まっすぐ家には帰らず、こちらの焼肉店に入りました」(記者)
Q.(安倍首相に)疲れているご様子はなかった?
「あー、いや、全然もう。キムチがんがん食べてましたし」(木村太郎首相補佐官)
「先ほどの店を出た安倍総理ですが、まだ家には帰っていません。次に訪れたのは、こちらの別の焼肉店です」(記者)
なんと、焼肉店を「はしご」したのです。こうした総理のタフさに菅官房長官は・・・。
「私は超人的だなというふうに思っています」(菅 義偉官房長官)
総理周辺からは、「スーパーマンだ」という声が上がるほど、元気すぎて、かえって心配になるような日々を送っています。
ただ政府関係者からは、「株価の急落など経済状況が悪化すれば、支持率も一気に下がりかねない」という指摘もあり、来月発表する成長戦略の中身が、今後の政権運営を左右する材料の一つになりそうです。(09日16:35)