「生ものダメだから火を通して!」を拒んだ日本のすし店主を中国人女子学生が批判、反対に中国ネットで責められる―香港メディア
XINHUA.JP 5月9日(金)18時44分配信
香港メディア・東網は5日、「ネットユーザーが話題:火を通したすしを作ることを拒んだ日本の店主を中国人女子学生が批判、反対に責められる」と題した記事を掲載した。
日本に留学中の中国人女子学生が先月3日、友人ら5人で有名なすし店を訪れた。その日、5人は予約していた時間を40分遅刻して店に到着した。店側に謝罪の言葉などは一切なかった。
席に着いて食べ始めた5人だったが、そのうちの1人が「生ものは食べられない」と言って席を立ち、とんかつを食べに行ってしまった。この2つの件で店主はすでに相当、頭に来ていたようだ。店主の怒りが爆発したのは、結局、すしを食べられなかった一行が「火を通したすし」を作るよう要求し、さらにそれを持ち帰るために包んでほしいと言った時。
「君たちの国ではすしは生ではないのか?店に来る前は知らなかったのか?」と怒りをあらわにする店主。だが、女子学生は「すしの量が多すぎるから」「予約は自分でしたわけではない」などと反論、双方は激しい言い争いになった。怒りが収まらない女子学生はマイクロブログで事の顛末をぶちまけた。
ところが、ネットユーザーたちの反応は、ほとんどが女子学生を非難するものだった。「生ものが食べられないなら、なぜすし屋さんに行った?しかも、40分も遅刻って!」といったコメントが多数寄せられ、女子学生は書き込みを削除。だが、書き込みを保存していたユーザーによって中国本土や台湾、香港にまで、この話題が広まった。女子学生は騒ぎを受け、その後、再びすし店を訪れ、店主に謝罪したという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
最終更新:5月9日(金)19時55分
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