蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > 競馬・ボート・競輪 > 紙面から一覧 > 記事
【競馬・ボート・競輪】[ボート]松井、逃げて大会6度目制覇 津・つつじ賞2014年5月9日 紙面から
津ボートの開設62周年記念「G1つつじ賞王座決定戦」は8日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、松井繁(44)=大阪=が堂々のイン逃げで完勝。この大会6度目の優勝を飾り、賞金900万円を獲得した。2月の住之江・G1近畿地区選、3月の尼崎・SGボートレースクラシック(総理大臣杯)に続き、ことし3V。獲得賞金を6200万円台に乗せ、早くも独走態勢だ。 ◆コンマ08のSG1戦初のGW開催となったつつじ賞で、松井が目下の好調ぶりをアピールする勝利を挙げた。「王者」といえども、簡単に逃げ切れるコンディションではなかった。6メートルの強いホーム追い風が吹く中、「スタートを行かないと厳しかったので思い切り行くつもりだった」と抜群の集中力でトップタイのコンマ08のSを踏み込んだ。 1マークでは「波が気になった。ミスしたらまくられるし、差される」と細心の注意を払っての先マイ。「ほかの人を見る余裕はなかった」という難しい状況で勝利への条件をクリアした。「津はすごく乗りやすい水面で得意」。これが6度目の大会制覇。断然の主役がドル箱水面で期待通りにシリーズを疾走した。 ことしは近畿地区選、ボートレースクラシックに続く優勝と絶好調。操艇技術、エンジン、プロペラ調整とハイレベルな能力を発揮するうえ、何より心のコントロールが光る。 「自分の技術を100%出せるように不安やプレッシャーがある中、常に平たんな気持ちで戦えている。最近はうまくコントロールができ、最上位のハートでやっている」。艇界を極める44歳が心技体充実の末、つかんだ通算51度目のG1優勝だった。 (横山佳彦)
PR情報
おすすめサイトads by adingo
|