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【ゴルフ】

勝みなみ、82の大たたきで115位

2014年5月9日 紙面から

第1日、3番でティーショットを放つ勝みなみ。右奥は同組でラウンドした宮里藍=茨城・茨城GCで(武藤健一撮影)

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◇ワールドレディスサロンパス杯<第1日>

 ▽8日、茨城県つくばみらい市、茨城GC西C(6630ヤード、パー72)▽曇り、気温21・6度、風速7メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2400万円▽120選手(うちアマ4人)▽観衆4789人

 3週前にツアー最年少優勝を果たしたアマチュアの勝みなみ(15)=鹿児島高1年=の国内メジャー戦第1ラウンドは、1バーディー、11ボギーの82と大たたき。出場120選手中115位と大きく出遅れた。同組で回った宮里藍(28)=サントリー=は1オーバーの14位、森田理香子(24)=リコー=は7オーバーの95位。首位は2アンダーでフォン・シャンシャン(中国)。宮里美香(24)=NTTぷらら=は2オーバーで27位、横峯さくら(28)=エプソン=は3オーバーの43位。

 薩摩おごじょ(鹿児島の女)は芯が通ったしっかり者。“薩摩のみなみちゃん”も、ただでは転ばなかった。

 藍、森田とともに大ギャラリーを引き連れてティーオフ。スタート10番パー4は、乗らず寄らず入らずのボギー。そのイヤな流れは最後まで止められなかった。

 「苦しい一日。なんも言いようがないです。風の計算、難しかった。悩まされました」

 強風下でのショット、アプローチの距離感に悩み、得意のパッティングも合計34パットと不発。終盤ホールも3連続ボギー。ただ、5番パー5は残り100ヤードをピッチングウエッジでピンそば1メートルにつけ、この日唯一のバーディーを奪った。

 「自分で満足しているのはあのホールだけ」

 こんな状況では憧れの藍のプレーも観察できなかっただろう…と思いきや「いやっ、見ましたよ〜! すごいカッコよかった。やっぱり、うまいです。グリーン手前からの転がしのアプローチがすごく、うまかった。ラウンド中にマネしてみたかったけど、そういうタイミングがなかったです」

 しっかり者は大たたきにへこんでばかりはいなかった。2日目も藍、森田と同組。「明日は楽しみたいです」と話した後、9日の天気予報は弱風と聞くと「ヨシ! 頑張ります」と元気な声を残して、練習グリーンへ直行。2日目は藍もビックリの猛チャージに期待だ。 (月橋文美)

 

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