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【大リーグ】

ジーター、待望の今季1号弾 最後のエンゼルスタジアムで惜別の一発

2014年5月9日 紙面から

◇ヤンキース9−2エンゼルス

 【アナハイム穐村賢】今季限りでの引退を表明しているヤンキースのデレク・ジーター遊撃手(39)は7日、当地でのエンゼルス戦で今季1号ソロ弾を放ち、敵地ながら大声援をくれたファンに別れを告げた。

 5−0の2回に巡ってきた第2打席。エ軍先発サンティアゴの2球目、ほぼ真ん中の83マイル(約134キロ)直球系を強振すると、高々と舞い上がった打球は左翼フェンスを越えた。「ベーブ・ルースに追いつくことはできないけど、1本目が出て良かったね。結果には満足しているよ」。本塁打は盟友、松井秀喜さん(39)の引退式典が行われた昨年7月28日のレイズ戦以来で自然と表情も和らいだ。

 試合前には引退後の趣味にと、エ軍からピンストライプに背番号2入りの特製パドルボードをプレゼントされた。レギュラーシーズンでは最後のエンゼルスタジアムでの試合で「たくさんの思い出がある」とやや感傷的にもなったが「これからも戦いは続く」とすぐに戦闘モードに戻った。

 最近の打撃不振から打順を下位に下げる案も浮上していたが、この3連戦に限れば11打数5安打と復調気配。

 歴代9位の3344安打、終身打率3割1分2厘を誇る男は修正力も高い。

 

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