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【プロ野球】

丸弾で点火!4打数4安打 16安打13点 踊るコイ打線

2014年5月9日 紙面から

ヤクルト−広島 5回表無死一塁、右越えに6号2ランを放つ丸=神宮球場で(市川和宏撮影)

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◇広島13−7ヤクルト

 広島が16安打13得点で大勝した。1回に2点を先制し、5回には丸、エルドレッドの連続本塁打などで5点を挙げた。9回には松山の2ランなどで6点を加えた。大瀬良は大量点に守られ4勝目。ヤクルトの連勝は3で止まった。

    ◇

 連敗ストップへ、鯉打線が乱れ打ちだ。終わってみれば今季最多の16安打&13得点の大爆発。野村監督は「素直に喜べない。ウチらしくない野球だったけど、打線はよく頑張った」と疲れた表情で振り返った。

 引っ張ったのは丸だ。2点リードの5回無死一塁で、徳山のスライダーをとらえた。「うまくインサイドから打てた」という一撃は、右翼席への6号2ラン。4月25日の巨人戦(マツダ)以来となる一発で打線に火を付けると、エルドレッドや堂林らが続き、一挙5点のビッグイニングとなった。

 その後も丸の勢いは止まらなかった。中前打、左前打と打ちまくり、4打数4安打、2四球と全打席で出塁。これで7日のヤクルト戦から7打席連続出塁。これには「予言します。明日(記録は)止まります」と笑い飛ばした。

 打率は3割7厘まで急上昇した。4月2日以来の3割超えに「まだ100試合以上あるんだから」とサラリ。4月中旬には結果が出ない時期もあったが「調子は悪くない」と焦りはなかった。

 もちろん、これで満足はしていない。「今まで投手陣に負担を掛けてきたので、打線が投手を助けられるようにやっていきたい」。若きチームリーダーが力強く誓った。 (菅藤学)

 

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