おはようございます。
今大幅に見直しが進む介護保険制度。
サービスを使う高齢者が増え続ける中私たちの老後の安心はどうやって守られるのか?新しい仕組みが求められています。
国は専門家を集め利用者の介護へのニーズにどう応えるのか議論を重ねてきました。
その切り札として示されたのが地域包括ケアシステムです。
どんなシステムなのでしょうか?国は医療介護生活支援などのサービスが切れ目なく提供されるとしています。
こんにちは。
自宅にいながら必要な介護や医療を十分に受けられるようにする。
そして病院や施設に入らなくても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるようにするというのです。
みんなに守られて…いいあんばいです。
このシステムは本当に救いになるのか?これがきちんとできないと日本の高齢者介護日本の高齢社会は非常に悲惨な事になると。
果たして実現できるのか?結局何か机上の空論に私はなっていくんじゃないのかと非常に心配してるんです。
シリーズ3回目の今日は老後の安心を支える事が期待される地域包括ケアシステムについて徹底的に話し合います。
「シリーズどうなる?私の介護保険」。
今日が3回目の放送です。
今回もタレントの風見しんごさんとお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今見直しが議論されている介護保険制度なんですが国が打ち出しているのが地域包括ケアシステムという…。
この言葉ってご存じでした?いえ聞いた事なかったです。
知らないという方多いと思います。
言葉だけ聞くとちょっと難しそうな感じもするんで今日は分かりやすくいろいろ聞いていきたいと思ってます。
では分かりやすく…イメージですけどこちらの模型でまずご紹介したいと思います。
こちらが医療や介護が必要なお年寄りです。
これまでの考え方でいいますと医療や介護を受けるためにはこの本人が医師や看護師のいる医療機関病院に行ったりそれからヘルパーのいる介護施設に行ったりと本人が動いて行くというものなんですね。
これに対して地域包括ケアの考え方というのはお年寄りが暮らしている所はこのままなんです。
逆に例えばこの医療機関から医師や看護師が自宅住んでいる所に来る。
更には介護施設からヘルパーがやって来るというように住み慣れた地域でこの本人ができる限り生活が続けられるように支えていこうと。
国はこの地域包括ケアシステムというのはまず住まい自宅だったり施設だったりしますが更には医療介護だけではなくて介護予防生活支援のサービスも一体的に受けられるというふうに説明しているんです。
そのサービスのつなぎ役として要になってくるのが地域包括支援センターというものでして全国に7,000以上あるんです。
あっもう既にそんなにあるんですか?でも知られてない。
あまりね。
じゃこれは知っておいてやっぱり利用した方がいいですよね。
そうなんですよね。
それではこの地域包括ケアシステムについて具体的に見ていきたいと思います。
ゲストをお招きしています。
どうぞ。
お願いします。
まずは第1回第2回に引き続きまして淑徳大学教授の結城康博さんです。
よろしくお願いします。
(結城)よろしくお願いします。
そして厚生労働省で地域包括ケアシステムを提唱してきました中村秀一さんです。
(中村)よろしくお願いします。
まずは中村さんこの地域包括ケアシステムどういった事を目指しているものなんでしょうか。
さっきご説明にありましたようにひと言で表現すると要介護になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるようにしていくための仕組み。
そういうふうに考えております。
今も500万人超える方が在宅で…要支援要介護の方でも80%以上の方が在宅で暮らしておられる訳ですからそういった方々をうまく支援していく仕組みですね。
結城さんどういうふうにこのシステム感じてらっしゃいますか?今中村さんがおっしゃったように地域で暮らしていくという考え方。
これは私も非常にいい事ですし考え方としては賛同します。
ただし実際これができるのかとなった時の議論が今国が進めている介護保険法の改正…やってますけども実際私はできるところは一部であって実は机上の空論で終わってしまうんじゃないかという事をすごく懸念しているって事なんですね。
まずは地域包括ケアシステムが実際にどう機能しているのかいち早く取り組んだ地域の例を見ていきます。
富士山を望む…ソフトボールを楽しんでいるのは認知症の人たち。
富士宮は認知症になっても安心して暮らせる町として全国的に知られています。
この日は関西関東そして地元から認知症の人たち17人が集まりボランティアに支えられ熱戦を繰り広げました。
(取材者)どうですか?打った時の感触。
最高ですね。
頑張って!参加者の中には40代の若さで認知症と診断された女性もいました。
みんなが応援してくれて楽しかったですね。
認知症政策の先進地富士宮。
その元になる考え方は地域包括ケアシステムです。
びっくりびっくり。
ウフフフ…。
ソフトボール大会に参加していた石川恵子さんです。
石川さんは現在介護施設で職員として働いています。
仕事にきちんと取り組むためメモ帳とボールペンをいつも手放しません。
言われた事を忘れちゃうもんでモップとかそういうのはこうだとか…仕事は洗濯や掃除お年寄りの介助など土日を除く毎日。
これまで無遅刻無欠勤を続けています。
石川さんが認知症と診断されたのは2年前48歳の時。
仕事を辞めざるをえなくなり1年以上自宅に引きこもっていました。
転機になったのは一人の医師との出会いでした。
お世話になります。
(土居)は〜い。
どうですか?調子は。
(石川)前向きにいます。
神経内科医の土居一丞さんは診察の度困っている事がないか尋ねます。
愚痴になってもいい?
(土居)愚痴になってもいいですよ。
やっぱ…「あんたはね忘れるからいいいい!」とか言われちゃう。
悲しかった事とかそういうの書くんですよ。
(石川)私書きます。
毎日書く。
(土居)嫌な事もこう書くと忘れられるんでね。
当初土居さんが心配したのは石川さんの引きこもりの状態が続いている事。
認知症の進行も速めてしまうと考えたのです。
しかし医師としてできる事は限られていました。
医師としての関わりとしては治療ですけどもそのやはり…全てこの認知症というのはケアなんですね。
ケアというのは私一人ではなかなかできないんで周りの人たちを一緒に巻き込んで生きていきましょうかという話をしている。
土居さんは最も頼りになる場所として地域包括支援センターを紹介しました。
石川さんは相談して何になるのかと半信半疑でした。
窓口で対応した赤池好子さん。
石川さんの生活が行き詰まっている事を痛感しましたが介護保険で使えるサービスは何も見つけられませんでした。
手がかりを求めて話を聞くうちに石川さんはもともと世話好きで父親の介護をした経験もある事が分かりました。
(赤池)1人でいると不安に感じるというのもあるので「家にいたくない」って言うんですよね。
それであれば初めは全然お仕事とイコールにはならなかったですけどもなにかしら本人さんがお父さんを介護した経験もあるっていうところからボランティアができるんじゃないかな。
石川さんの周りに広がる支援の輪。
赤池さんは介護施設にボランティアとして働きたいという石川さんの希望を伝えます。
更に石川さんを地域のボランティアに紹介。
スポーツなどの活動に加わるようになっていったのです。
(赤池)その人をたくさん支えてくれる所が出来れば包括ケアかなと思ってます。
それが医療であり福祉であり地域住民でありって思ってるので…。
だから一人の人間が暮らしやすい生活ができればその方にとっての包括ケアかな。
ボランティアとして通い始めた石川さん。
4か月後施設から職員として採用したいと申し出がありました。
笑顔を絶やさず懸命に働く石川さんの姿が利用者だけでなく職員にもよい刺激になっているというのです。
会話も周りとも増えてほかの人の名前を覚えたりとかいろいろホントに覚えられないかなと思ってた部分も覚えてくれる事が少しずつできてきて…。
あとは恵子さんがここで働きたいって思ってくれればずっと一緒にやっていきたいなと思いますけど。
人がいると何か私が独りぼっちじゃないなとか思うもんで…。
仲間がいるから楽しいですね。
(塩川)今日も一日お疲れさまでございました。
認知症になっても年を取っても地域で生き生きと暮らし続けたい。
こんな私ですけどよろしくお願いします。
(塩川)よろしくお願いします。
富士宮に根づき始めた地域包括ケアシステムがそんな願いを支えています。
ホントに石川さんのようなケースが増えていってくれればうれしいなと思うんですけど今思うと自分の父も認知症だったんですけど正直言うと何か外に出さないようにしていったというふうな気がしてならないんですね。
今思うと…。
それはなぜですか?それは本人にとっても何か事故に巻き込まれちゃいけない。
また他人様に迷惑をかけちゃいけないという思いで本人もそうですし家族もいつの間にかだんだん外に出なくなっていく。
だからそうなってもこうやって外に少しでも出ていける体制があるっていうのはもし今後これがもっと整っていけば大きな事なんじゃないかなというのは感じました。
今VTRの石川さんの場合なんですけどやはり中村さん最初にお医者さんが医師が地域包括支援センターにつないだところ。
ここがスタートになっていると思うんですよね。
やっぱりポイントは個々の医療サービス介護サービスボランティアさんそれから予防生活支援。
そういうパーツパーツの問題もありますがやっぱり全体を組み立てる能力も必要だと思いますので先ほどのケアマネジャーさんはまさに石川さんの特性を判断されてプログラムを組み立てた。
地域でどういったボランティアさんがおられるのかという事を見極めながら石川さんをそのボランティアさんに紹介していくと。
やっぱり地域の資源を最大限に生かす。
また地域の方にも参加してもらう。
そういう役割が必要だと思います。
実際そういうふうに地域のネットワークを作っていればまずこういう機能は発揮できると思うんですけれどもね…。
そこにいくまで…。
なかなか全ての地域がね風見さんできてる訳ではないと思うんですよね。
そういういわゆる地域格差が存在すると思うんですけどね…。
やっぱり格差っていうのはどうしても見過ごせないと思います。
介護政策とか地域医療に熱心な自治体もあればあまり熱心ではない自治体もあると。
中村先生のおっしゃっている事を推進していくと全国で格差が広がっていった場合に私としては国がある程度介護サービスというものを提供するんであればやっぱり底上げしたある程度のサービスを担保する事がまず優先するべきであってどうも今政府の考えというのは何か優等生の所にどんどんどんどんやってるような感じがするのでやっぱり底上げする事をまず優先すべきだって事でちょっと順序が僕は違うと思うんですけどいかがですかね?地域格差が出たらどうするんだという議論がある事は確かです。
先生のおっしゃるとおりであって非常に不活発な自治体があればそれは問題だと思います。
国としても底上げを図っていかなくちゃいけないと。
その考えの中でやっていってる訳ですし。
例えばいろいろな事について国がガイドラインを示していこうというような方向性も出ています。
基本はしかし市町村の自覚だと思いますし市町村はやはり住民の方々が市町村を支えてる訳ですから最後は住民の方々の考え方によるところも大きいと思います。
中村先生のおっしゃってる事も私もだいぶ分かるんですけどもでもずっと介護保険法の改正とかを見ていくと在宅のヘルパーさんが非常に今足りなくてなかなか人材不足であると。
そういう本当に在宅をやるんであればもっと在宅の分野にお金をいっぱい投資したりとかそういう政策を打ち出していくのにどうも何か財源ありきの政策がどうしてもあるような気がしてそれを代替的に互助というかボランティアとか地域の人に代替しているように僕は印象を受けるんですけど…。
高齢者の方を地域で支え続けていくためにやはり基幹的なサービス…医療とか介護サービス。
これはもう制度としてちゃんとやっていかなければならない訳ですが例えば石川さんの例を見るとソフトボールをやるとかああいうクラブ活動をやるとかまた石川さんの例ではどうか分かりませんが例えば彼女がゴミ出しができなくなったりそういった場合にゴミ出しとかそういった事のちょっとしたお手伝いをするとかそういう事は保険料や税を使ってやる介護保険で全てやるのがよいかどうか。
そこの考え方だと思うんですね。
そういったものをどうやってみんなで作っていくか。
行政も含めてですね。
そこが大事だと思います。
実際にNHKネットクラブを通じてこんなご意見が来ていますのでご紹介します。
非常に厳しい声が来ていますけれども…。
一番こう…地域包括ケアシステムというか在宅で暮らし続けられるようにするために医療も大事ですし介護も大事です。
介護保険のサービスがやはり中核的な中心的なサービスである事は間違いない。
9兆円くらいのお金を使ってる訳ですがもちろんその介護人材が集まりにくいとかいろいろ問題がありますし介護報酬もそれは事業者さんの立場に立てばあるいは働いているヘルパーさんの立場に立てばもっともっと介護報酬増えればという気持ちも分かります。
一方でその報酬は保険料や税から支払われるのでそれを負担する方々の負担との見合いという面もある訳ですね。
一方では費用を負担する人の立場に立ってできるだけ負担も上げないように努力するという両方の…これは難しい要請でありますがその両方の要請を踏まえながらそういう中で何回かにわたる介護保険制度の見直しがされてきたという事だと思います。
さてその地域包括ケアシステムは5つの柱がありますがその一つが住まいです。
自宅で暮らすのが理想なんですけれどもさまざまな理由でそれが難しくなった時には国はサービス付き高齢者向け住宅いわゆる「サ高住」を打ち出しています。
こちらです。
サ高住は自宅での生活に不安を感じるお年寄りがこのように住む住まいです。
管理人がいまして最低一日に1回の安否確認を行って介護や医療などのサービスというのは外からこのようにやって来るというものです。
10年で60万戸を目標に建設が進んでいます。
東京・練馬区に3月にオープンしたサービス付き高齢者向け住宅サ高住です。
こんにちは。
NHKのカワムラです。
よろしくお願い致します。
お邪魔します。
このサ高住では各部屋にキッチン風呂トイレが備え付けられています。
間取りは国の基準に従い25m^2以上。
一部屋一部屋がお年寄りの家なのです。
月々の支払いはこの物件の場合およそ19万円から。
介護保険のサービスを使うと更に最大およそ4万円が加わります。
サ高住のセールスポイントは見守りによる安心です。
この物件はベッドやトイレなどに緊急連絡ブザーを設置。
体調の変化などがあった時には近隣の医療機関と連携し24時間対応する事ができるとしています。
この女性は車で数分の所にある自宅から入居しました。
要介護2。
訪問介護やデイサービスを利用しながら暮らしていましたが2年前夫に先立たれ不安になりここで暮らす事を選びました。
それで最初申し込んだんですよ。
介護を行うのは介護事業所から派遣されてくる職員。
入居者は移動や入浴など必要に応じて介護サービスを利用します。
食事は自炊や外食も可能ですが必要な人には食堂で用意され利用した分だけ料金が請求されます。
サ高住には一日1回以上入居者全員の安否を確認し必要に応じて生活相談を行う事が義務づけられています。
ここでは食券代わりに使っている名札を利用して安否確認を行っています。
もしボードに名札が残っていた場合は職員が必ず部屋まで訪ねて異常がないか確認します。
(チャイム)どうもお休み中のところすいません。
急速に広がるサ高住。
設備やサービスの質にばらつきがあり認知症が進行した時契約を打ち切られるといった問題も起きています。
老いを支える安心の住みかになりうるのか不安の声も上がっています。
正直月20万ぐらいの費用がかかるっていうのはこれは大きな負担だと思うんですよね。
(中村)基本は住宅なんですね。
お高いというお話がありましたが基本は住宅ですから不動産屋に行くとアパートとかあれの値段が土地によって違うのと同じように…まあそういった面があります。
結城さんはこのサ高住についてはどんな考えをお持ちですか?いくつか僕も50か所ぐらいサ高住は回りました。
実はこれ非常にいいサービスがあって要介護4とか5で重度で医療ケアの人もある程度ヘルパーでとか小規模多機能で賄えるサ高住でちゃんとマネジメントしているサ高住もあればあまり介護のソフト面を全然やっていないサ高住もたくさんあるんですね。
正直言うと私の印象ではサ高住っていうのは運次第になってホントに重くまでずっといられるかというと非常に私はその辺は心配しています。
こんな数字がありまして今現在特別養護老人ホームの待機者の数が52万4,000人といわれていると…。
行き場に困っている人たちがたくさん現実としている訳ですよね。
自分ももう随分前ですけれども父といつ特養…。
一度聞きに行った事があったんですけれども「何番目です」と言われた時驚く数字でした。
そうでしたか。
はい。
やっぱり施設需要は強いという事は認識していますし計画でも2025年に向けて例えば40万人分程度介護施設を増やすというのは計画になっている訳ですね。
一方在宅でもし条件が整えばもう少し暮らし続けられる方も増えていくと思いますのでそれは両方の努力をしていかなくちゃいけない。
これがきちんとできないと日本の高齢者介護日本の高齢社会は非常に悲惨な事になると。
この人たちをきちんと支えられるようにしていかなくちゃいけない。
はい。
この3日間「どうなる?私の介護保険」と題してお伝えしてきました。
この介護保険についてどのような未来像を描けるのかひと言ずつ頂きたいんですが…。
やはり政府の考えてるのは2025年2030年を見据えた政策はきちっと打ち出しているけども今困ってる人の政策というのがやっぱり僕はまだまだちょっと鈍いのかなというのが…。
私も国の審議会に出ててそう感じました。
2つ目はやっぱり人材の問題ですね。
介護人材の問題とかそれが非常に課題が多いのでその辺がやはり地域包括ケアシステムを成功するには鍵かなと思いましたね。
介護保険に対して厳しいご意見もあるようですが介護保険のない時代を私は行政官として知っていますので介護保険の前後で全く違った世界が開けましたのでやはり介護保険というものを大事にしていくべきだと思います。
そうですね。
やはりこれからは特にもっともっといわゆる高齢者の介護というのを個々で個人でそれぞれが解決していくっていうのはホントに厳しい時代になるというかもうなってると思うんですね。
だからこそ逆にこうやって地域で支えるというシステムを根づいていかせる確立していくためにはやはりこれはどうしても市町村そして国に現場の声をホントに聞いて頂いてホントにすばらしい制度に…変えるならすばらしい方にどんどん変えてって頂きたいなというのがやはり望みですね。
そして一人一人が自分事として考えて言葉を発していくという事もね大事ではないでしょうか。
3日間この「どうなる?私の介護保険」と題しましてお送りしました。
皆さんからの声を踏まえて「反響編」として今月下旬に4回目の放送をします。
どんどん皆さんご意見やご感想をお寄せ下さい。
お待ちしております。
今日は皆さんどうもありがとうございました。
(3人)ありがとうございました。
2014/05/08(木) 20:00〜20:30
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV シリーズ どうなる?私の介護保険 第3回 [字]
介護保険の改正で国が打ち出す「地域包括ケアシステム」とは何か?システム提唱者である元厚生労働省担当者に問題点や課題を問うていく。
詳細情報
番組内容
介護保険改正で国が打ち出す「地域包括ケアシステム」。住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるように、「医療・介護・介護予防・生活支援・住まい」の5つのサービスを、一体的に受けられる支援体制を整える。専門職だけでなくボランティアなど住民の力を期待しているという。こんな構想がなぜ生まれたのか?実現への課題は何か?システム提唱者である元厚労働省担当者に問うていく。
出演者
【出演】タレント…風見しんご,前内閣官房社会保障改革担当室長…中村秀一,淑徳大学教授…結城康博,【司会】山田賢治
ジャンル :
福祉 – その他
福祉 – 高齢者
福祉 – 障害者
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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